赤い実が可愛い「チェッカーベリー」は、ツツジ科シラタマノキ属(ゴールテリア属)の常緑樹です。
北アメリカ原産で、クリスマスや正月時期の飾り物として利用されます。
花は白い釣り鐘型で、花期は6月から7月です。
その後果実が11月から3月にかけ、赤く色づきます。
果実酒などに利用できますが、生食には向きません。
今回は、「チェッカーベリー」の花言葉について解説します。
「チェッカーベリー」の花言葉
「明日の幸福」「不老長寿」「好奇心」といいます。
縁起の良い言葉で、贈り物や飾り物に向きます。
「明日の幸福」
「チェッカーベリー」の名の意味は、「チェッカー(彩りを与える)」「ベリー(液果)」です。
つまり、常緑で風景に彩りを与えるところから付いたものです。
他の植物が枯れた中で見える、瑞々しく真っ赤な希望の果実は、明日へ続く幸福を予感させるでしょう。
クリスマスやお正月の飾りに利用され、今後1年の幸せを祈るイメージでも花言葉に合います。
幸せな事は、明日ある方が幸せを強く感じられるものです。
逆に当日になってしまうと、「期待したほどではない」と思ったり、期待通りでも「次の幸せの目標」がなくなった事が不安になるものです。
親しい人の幸せを祈り贈るのに向きます。
「不老長寿」
常緑で果実が冬にも落ちない事からイメージされた花言葉です。
不老長寿が苦しみにしかならないというのは、物語でしばしば語られる事です。
一方、現実が目指しているのは不老長寿と言えます。
人は本能的に死が身近になると避けようと思うため、もし自分で終わらせられる不老長寿があったとしても、生き続ける選択を続けるかも知れません。
長生きして欲しい子供へ贈るのに向く花言葉です。
「好奇心」
人の興味を惹く赤い果実からイメージされる花言葉です。
好奇心は人類を動かしてきました。
人が学ぶのは知りたいからであり、役に立つかどうかは後の事です。
学びがつまらないのは、手法やそれを教える人への嫌悪感の問題です。
不明なものの答えが目の前にあって、覗かない人はいないでしょう。
好奇心旺盛な教え子へ贈り、今後の学びを応援するのに向く花言葉です。
他人を詮索する趣味のある人には向きません。
最先端分野以外の好奇心には、倫理も必要です。
まとめ
「チェッカーベリー」は美しい果実です。
花言葉を知り、興味を深めれば、その可愛らしい花も楽しめるでしょう。
植物を多面的に見せてくれる、花言葉を是非参考にして下さい。