鮮やかな黄色が眩しい「ダールベルクデージー」は、キク科ティモフィラ属の一年草です。
「ダールベルグデージー」と表記する事もあります。
北アメリカ原産で、複数の園芸品種が作出されています。
花は一重のキクの姿で、筒状花の周りに花弁(舌状花)が付き、花色は全体的に黄色、花期は5月から6月です。
今回は、「ダールベルクデージー」の花言葉について解説します。
「ダールベルクデージー」の花言葉
「可愛い恋人」「恋にもだえる心」といいます。
いずれも可愛らしい、良い意味の花言葉で、恋人への贈り物に向きます。
「可愛い恋人」
黄色く可愛い花からイメージされる花言葉です。
「ダールベルクデージー」は、草丈が最大でも30cmほどと低く、全体的にふんわりした印象があり、一層可愛らしさを増します。
恋人が可愛いと思う理由は色々あるでしょう。
見た目だけでなく、性格、振る舞い、趣味、更には普段とのギャップなど、時間的な要素も多分に含まれます。
従って、「可愛い」と思った瞬間に伝えないと、心の入らない、間の抜けたメッセージになってしまうでしょう。
恋人への愛情表現として贈るのに向く花言葉です。
恋の告白に添えても間違いではありません。
但し、距離が詰め過ぎで、警戒される可能性があるため、それまでの関係性を作っておく事が重要になります。
「恋にもだえる心」
花が多数咲き乱れる様子を、情熱が溢れそうで、いても立ってもいられない心に喩えた花言葉です。
恋心が燃え上がる時、それが果たされればどんなに嬉しい事でしょう。
一方、それが無駄に終われば、絶望的な気分に陥ります。
未来の視点から振り返れば、失敗も良い思い出ですが、当事者にしてみると苦しいものです。
そういう状態の心は、煮詰まってあまり良い結論を出さないものです。
こういう感情が起こる時は、深夜と決まっています。
とりあえずスマホはしまって、翌日に「ダールベルクデージー」を添え、相手に伝える程度の余裕は持ちましょう。
「ダールベルクデージー」の豆知識
「ダールベルクデージー」の名は人名から取られています。
19世紀に「ニコラス・ダールベルク」という植物学者はいるのですが、関連は不明です。
学名の「ティモフィラ・テヌイロバ」は、「シムス(イブキジャコウ属に似ている)、フィロン(葉)」「テヌイロブス(薄い、裂片のある)」で、葉の特徴から付いた名です。
まとめ
「ダールベルクデージー」は可愛らしい花です。
花言葉を知れば、可愛いだけではない情熱的な思いにも触れられるでしょう。
花を多面的に見せてくれる、花言葉を是非参考にして下さい。