「ターネラ・ウルミフォリア」は、トケイソウ科ターネラ属の常緑樹です。
メキシコから西インド諸島原産で、世界各地に帰化しています。
沿岸の砂地から、荒れ地や道路沿いでも見られます。
花は黄色で、朝に開き午後には閉じます。
花期は5月から10月です。
今回は、「ターネラ・ウルミフォリア」について解説します。
「ターネラ・ウルミフォリア」の花言葉
「夫婦愛」「結ばれる」があります。
悪い意味もないのですが、当てはまる相手がやや狭い言葉です。
意味が合わせられるならば、良い贈り物になるでしょう。
「夫婦愛」
黄色い花は太陽光を感じさせ、それだけでも温かな夫婦仲が連想できます。
また、朝に開き、夕方に閉じ、また朝に開く花の性質は、共に1日を過ごす夫婦とイメージが合うでしょう。
友人の結婚祝いや、両親への贈り物に向く花言葉です。
愛情表現として、配偶者に日々さり気なくプレゼントしても良いでしょう。
恋人に対して、今後は愛情を夫婦としての愛情にしたいという意味で贈れば、プロポーズになります。
夫婦向きの家具や、寝具類の商品イメージにも使えます。
結婚を願い部屋に飾るのも良いでしょう。
この花言葉が合わないのは、結婚しておらず、今後も結婚しようとは考えていない人です。
また、関係が浅い相手に対しても、踏み込みすぎなニュアンスになります。
「結ばれる」
こちらも、結ばれて夫婦となり、朝晩を共にする事が、朝開花し午後には閉じる1日花のイメージと結び付いた花言葉です。
友人や親戚、子供の結婚式に贈るのに向きます。
プロポーズにも使えますが、午後は花が閉じるので午前中がお勧めです。
会社合併の会議などにも合います。
結束バンドや荷締ベルトなどの商品イメージにも向きます。
スマホの待ち受けにして、意中の人と結ばれるよう願掛けするのも良いでしょう。
結婚に限らず、幸せや健康と結び付くと解釈すれば、誰にでも使う事ができます。
「ターネラ・ウルミフォリア」の豆知識
植物は密集したままでは栄養や日光の奪い合いになるため、種を出来るだけ遠くに広げる戦略を採ります。
タンポポの綿毛は、その戦略の代表的なものです。
「ターネラ・ウルミフォリア」の場合、アリを利用します。
アリが餌として仮種皮を巣に持ち帰る事で、ただ真下に落ちるよりもはるかに遠く生息域を広げられるのです。
まとめ
「ターネラ・ウルミフォリア」は、しばしば雑草として見過ごされる花です。
花言葉を知っていれば、性質に興味を持ち、開花タイミングを知って、楽しむ事も出来るでしょう。
風景の解像度を増してくれる、花言葉を是非参考にして下さい。