「タガラシ(田芥子)」の花言葉とは?色や由来など花言葉を徹底解説

「タガラシ(田芥子)」の花言葉とは? 花言葉

「タガラシ(田芥子)」は、キンポウゲ科キンポウゲ属の越年草です。

北半球の温帯から亜熱帯にかけて分布し、日本全国の田んぼや用水路周辺に生育し、雑草として扱われます。

枝分かれして多数の黄色い花を咲かせ、花期は3月から5月です。

今回は、「タガラシ」の花言葉について解説します。

「タガラシ(田芥子)」の花言葉

「不毛にする」「悪事」「邪推」「意志を貫く」などがあります。

今ひとつ良くない意味が揃っているため、通常、人に贈るには向きません。

逆境にある現状の打破という意図で、自分や理解ある友人に贈るなら合うでしょう。

「不毛にする」

生命力旺盛で、田んぼに蔓延るとイネを枯らしてしまうと考えられた事から付いた花言葉です。

「タガラシ」はその辛みから「田芥子」と書きますが、この理由で「田枯らし」の字をあてる事もあります。

何も育たなくするという意味なので、通常、人に贈って喜ばれる花言葉とは言えません。

努力が実を結ばなかった親しい友人に贈り、同情したり、再挑戦の気合いを入れるのには使えます。

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「悪事」

雑草のイメージから付いた花言葉です。

こちらも他人に対して使うにはどうも具合の悪い言葉です。

「良い意味で」と付けても、「悪」と付いてしまうと打ち消せません。

隣人から離れて、悪役の演技が巧みな俳優へのファンレターには合います。

創作のキャラクタイメージや、ミステリーの伏線にも利用できるでしょう。

「邪推」

「邪推」とは、人の言動を悪い方に推測する事で、「本当は悪く無い」というニュアンスが伴います。

実は、「タガラシ」がイネを枯らす程に旺盛な生命力を持っているかというと、そこまででもありません。

休耕田や畦など、元々イネの勢力の弱いところに生えているため、田を枯らしたように見えるのです。

この性質から、「邪推」の花言葉は理解できます。

そのまま贈ると、何かしら悪い印象しか与えませんが、人から悪く見られがちな友人に贈れば、元気づけるきっかけに出来るでしょう。

「意志を貫く」

他の植物を圧倒する程の力はありませんが、隙間があれば生える抜け目のなさと、一度生えたら毒があるので喰われて消える事がないしぶとさから付いた花言葉です。

「辛抱できない」という花言葉も近い意味で付いています。

目標に向け、強い意志で邁進する人に向く花言葉です。

若干、泥臭い印象が付き、他の花言葉の意味は悪いため、贈るならやはり親しい友人に留めておく方が良いでしょう。

まとめ

「タガラシ」は毒のある雑草として嫌われがちですが、花をよく見ると団子鼻のようで愛嬌があります。

花言葉を知っていれば、花の姿に気付き楽しむ事が出来るでしょう。

花との距離を近づけてくれる、花言葉を是非参考にして下さい。

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