「タカトウダイ」はトウダイグサ科トウダイグサ属の多年草です。
海外では中国、朝鮮半島、日本では本州、四国、九州に分布し、日当たりの良い荒れ地や湿地、山道の脇などに生育します。
花色は黄色で、秋には紅葉します。
花期は6月から8月です。
今回は、「タカトウダイ」の花言葉について解説します。
「タカトウダイ」の花言葉
「明るく照らして」「地味」「清楚」などがあります。
あまり良くない意味も含まれますが、解釈によっては良い意味に使う事も出来る花言葉です。
「明るく照らして」
「タカトウダイ」の名は、昔、室内の灯りとして利用された「燈台」に花の形が似ていて、同属の「トウダイグサ」よりも背が高い事から付いたものです。
ここでいう燈台とは、小皿に注いだ油に浸した灯心へ火を点ける、単純な構造のオイルランプの事です。
周囲を明るくさせてくれるような、ムードメーカーの友人に贈るのに向く花言葉です。
将来を明るくするという意味で、プロポーズの花束に添えても良いでしょう。
先行きが不透明な時、部屋に飾ると気分が晴れるかも知れません。
ある程度人と関わる機会がある人は、誰かしら照らしているものです。
誰に贈っても、大きく意味がズレる事はないでしょう。
「地味」
葉に紛れてしまいそうな小さい花からイメージされた花言葉です。
「控えめ」という花言葉も、概ね同じ意味と由来です。
見た目には地味で、性格も一歩引いて他に譲るため目立たないけれど、押さえるべき部分はきちんと押さえている、仲の良い友人や同僚に贈るのに向きます。
能力が足りず目立てない人については、ただの悪口になってしまうのでやめましょう。
もう少し建設的に対応すべきです。
「清楚」
こちらも控えめな花と、すっきりして真っ直ぐな茎や葉のイメージから付く花言葉です。
清楚で落ち着いた印象のある友人に贈るのに合います。
恋人や配偶者に対しては、清楚なイメージがあったとしても、あなたに対してそう振る舞っているだけの可能性が高いため、もう少し本質をとらえた花言葉の方が向きます。
まとめ
「タカトウダイ」は有り触れた草で、花は目立たず見落としがちです。
花言葉を知っていれば、その存在に気付き、特徴的な花の姿を楽しむ事も出来るでしょう。
風景に色を増やしてくれる、花言葉を是非参考にして下さい。