雪割草の1つとして知られる「スハマソウ(州浜草)」はキンポウゲ科ミスミソウ属の多年草です。
ヨーロッパの園芸種であるミスミソウの変種と考えられており、本州と四国に自生が見られます。
花は白か微紅色で、花期は2月から5月です。
今回は、「スハマソウ」の花言葉について解説します。
「スハマソウ(州浜草)」の花言葉
「信頼」「忍耐」「優雅」「自信」などがあります。
「スハマソウ」独自の花言葉と、雪割草に共通する花言葉が合わさったものです。
基本的に良い意味ですが、僅かに悪い意味があるため、深く考えてしまう人や、心が弱っている人には向きません。
「信頼」
必ず春の訪れを知らせてくれるという信頼感から付いた花言葉です。
他に、「慕われる人」というのも、意味は近いものです。
誠実で信頼できる皆にも慕われている友人や同僚などに贈るのに向く花言葉です。
スマホの待ち受けにして、人に慕われるよう振る舞いを省みるのも良いでしょう。
この花言葉が合わないのは、お金を借りた相手です。
踏み倒す人間の常套句のため、返済してその後も付き合いを続ける気があるなら、絶対に使ってはいけません。
「忍耐」
雪の下で文句も言わず春をじっと待つイメージから付いた花言葉です。
黙っているとの意味で「内緒」、苦しみや人生の冬との意味で「悲痛」という花言葉もあります。
辛い事があっても我慢強く耐える友人に贈るのに向きます。
辛いとき、弱音を吐かず頑張れるよう、「スハマソウ」を育て始めるのも良いでしょう。
恋人や配偶者に贈ると、一緒にいる事に忍耐が必要である、という意味に伝わるので向きません。
「優雅」
厳しい冬を越え、雪を割って咲く「スハマソウ」のイメージです。
近い意味で「高貴」という花言葉もあります。
花自体の見た目もありますが、苦しみに耐えた精神の美しさといったニュアンスも含みます。
優雅な物腰と気高い精神を持つ友人に贈るのに向きます。
この花言葉が合わないのは、優雅さや高貴さに欠ける人全般、特に「普通が良いよね」が口癖の人です。
「自信」
辛い冬を越えて優雅な花を咲かせ、自信を持つ事が出来たという、花言葉が示す一連のストーリーのエピローグです。
自信を持って物事を成し遂げられる友人や同僚に贈るのに向きます。
自信は実行力を何倍にも引き上げてくれます。
春先、何かに迷う時、見に行くのも良いでしょう。
まとめ
春先、まだ他の花に先がけて現れる「スハマソウ」は、色鮮やかで美しいものです。
花言葉を知れば、それまでの冬の厳しさにも思い至るでしょう。
花を多面的に見せてくれる、花言葉を是非心に留め置いて下さい。
