「スノーフレーク」はヒガンバナ科スノーフレーク属の多年草です。
「スノーフレーク(snowflake)」は英語で雪の結晶や雪片を意味します。
そして、その名の通り花は雪のように真っ白です。
花の形はベルに似た可憐なもので、その多くが下向きに咲きます。
開花期は3~4月。
和名である「オオマツユキソウ(大待雪草)」や「スズランスイセン(鈴蘭水仙)」の名で呼ばれることもあります。
「スノーフレーク」の花言葉
「スノーフレーク」の花言葉は「純潔」「純粋」「穢れなき心」「皆をひきつける魅力」などです。
「純潔」や「純粋」、「穢れなき心」は「スノーフレーク」の花の清らかな白さに由来しています。
一方、「皆をひきつける魅力」の由来についてはっきりしたことは分かっていませんが、その白い花の魅力的な様に由来している可能性が高いと考えられるでしょう。
あるいは花の形がよく似ているスズランの花言葉の影響を受けている可能性も考えられます。
スズランの花言葉は「純潔」「純粋」「謙遜」「優しさ」「愛らしさ」「再び幸せが訪れる」など。
このうち「謙遜」「優しさ」「愛らしさ」などが何らかの原因で「皆をひきつける魅力」に変化したということも否定はできません。
ともあれ明るく、ピュアで魅力的な相手に贈る、あるいは相手にあなたがそのような人間だと伝えるのにはもってこいの花だと言えるでしょう。
「スノーフレーク」の豆知識
「スノーフレーク」はヨーロッパ原産の種で、スズランに似た形の花とスイセンに似た細長い葉を持ちます。
5~6月になると地上部を枯らして休眠してしまう一方、真冬に葉を伸ばし始め、3~4月になると寒さに負けずに花を付けるという少し独特な生態を持つのも特徴です。
その点にさえ留意すれば栽培は容易な方で、草丈も20~45cmほどと扱いやすいサイズ。
耐陰性もありますし病害虫も簡単には寄せ付けません。
なお、まれに同じヒガンバナ科の仲間であるスノードロップと混同されることがあるようです。
別名はマツユキソウ(待雪草)やガランサス。
あちらも花が真っ白で、開花期が2~3月と一部重なっていますが、花びらがはっきりと分かれているので見た目まで紛らわしいということはありません。
ちなみにあちらの花言葉は「希望」「慰め」など。
また5~6月になると休眠するという点は「スノーフレーク」と共通です。
まとめ
「スノーフレーク」はヒガンバナ科の多年草で、雪のように真っ白な花を付けることが特徴です。
花がスズラン、葉がスイセンに似ていることから「スズランスイセン」という別名もあります。
また和名は「オオマツユキソウ(大待雪草)」。
同じヒガンバナ科の仲間で、名前がよく似ているスノードロップとは混同されることがあります。
「スノーフレーク」の花言葉は「純潔」「純粋」「穢れなき心」「皆をひきつける魅力」など。
ピュアで明るい相手に贈るにはぴったりの花です。