「ジンチョウゲ(沈丁花)」の花言葉とは?色や由来など花言葉を徹底解説

「ジンチョウゲ(沈丁花)」の花言葉とは? 花言葉

「ジンチョウゲ(沈丁花)」という花をご存知でしょうか。

「ジンチョウゲ(沈丁花)」はジンチョウゲ科ジンチョウゲ属で、高さ1mほどの常緑低木です。

原産地は中国です。

2月~4月にかけて、白やピンクの花を咲かせます。

枝先に小さな花が沢山集まり、塊となって咲く姿が特徴的です。

今回は「ジンチョウゲ(沈丁花)」の花言葉について、詳しく見ていきましょう。

「ジンチョウゲ(沈丁花)」の花言葉

「ジンチョウゲ(沈丁花)」の花言葉は、基本的には「栄光」「永遠」という意味が有名です。

また、「甘い生活」という意味もあります。

クチナシやキンモクセイとともに三大香木に数えられており、甘い香りで春の訪れを知らせてくれる「ジンチョウゲ(沈丁花)」にぴったりの意味ですね。

「栄光」

頑張っている相手に応援の気持ちを込めて贈りのにぴったりの意味合いです。

「永遠」

愛する相手に永遠を誓う想いを伝えたい時にぴったりです。

「ジンチョウゲ(沈丁花)」が描かれたメッセージカードを贈るのも素敵です。

「甘い生活」

生活を共にするパートナーに贈るのにおすすめです。

「ジンチョウゲ(沈丁花)」は丈夫で育てやすいので、一緒に育てるのもいいですね。

「ジンチョウゲ(沈丁花)」の花言葉の由来

「永遠」という意味は、ある切ないギリシャ神話が由来とされています。

太陽神のアポロンは、ある日キューピッドに「子供が弓矢で遊ぶと危ない」と注意します。

怒ったキューピッドは、アポロンに恋の矢を、たまたまそこにいた女神のダフネに拒絶の矢を射ってしまいます。

熱烈にダフネに恋をしたアポロンはダフネを追いかけますが、拒絶の矢が打たれたダフネは逃げ回ります。

力尽きてしまったダフネは、河の神様に「どうか私の体が穢されぬように」と頼み、月桂樹になってしまいます。

アポロンは月桂樹の葉で編んだ冠をずっと付け続け、ダフネを永遠に想い続けました。

「ジンチョウゲ(沈丁花)」の葉が月桂樹に似ているため、この物語が由来となったと言われています。

「ジンチョウゲ(沈丁花)」の豆知識

原産地である中国では、「ズイコウ(瑞香)」という別名で呼ばれています。

この別名は中国に伝承される1人の尼僧にまつわる話が由来だと言われています。

ある日、昼寝していた尼僧は、いい香りが漂ってくる花の夢を見ます。

目を覚まし、その場所を探し、花を見つけます。

そして夢の中で見た花なので、この花を「スイコウ(睡香)」と名付けました。

その後「睡」という文字を同じ音の「瑞」に改め、「ズイコウ(瑞香)」と呼ばれるようになりました。

まとめ

「ジンチョウゲ(沈丁花)」は、見た目だけでなく花言葉も素敵な意味ばかりです。

人に贈る時や、自分で育てる時に花言葉を知っていると、よりお花を楽しめます。

花言葉をお調べの際はぜひ参考にしてください。

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