「ジンジソウ(人字草)」の花言葉とは?色や由来など花言葉を徹底解説

「ジンジソウ(人字草)」の花言葉とは? 花言葉

何とも不思議な形をした「ジンジソウ(人字草)」は、ユキノシタ科ユキノシタ属の多年草です。

日本固有の種で、関東地方以西から九州にかけて分布し、山地の渓流沿い、日陰の斜面や岩上などに生育します。

花期は9月から11月で、花には白い花弁が5枚ありますが、2枚が極端に長い不均等な形をしています。

この2枚が漢字の「人」の字に見えることが、花名の由来です。

今回は、「ジンジソウ」の花言葉について解説します。

「ジンジソウ(人字草)」の花言葉

「不調和」「秘めた恋」「博愛心」です。

良い意味もありますが、恋愛のイメージもあるため、相手を選ばないと誤解を与える可能性があります。

「不調和」

「ジンジソウ」の花弁5枚のうち、2枚だけが極端に長い事から付いた花言葉です。

他人と同じ事が嫌いな、個性的である事を信条とする友人には喜んで貰えるでしょう。

揃いすぎているものを好まない美意識を持つ芸術家にも向いています。

喜ぶ人の少ない花言葉ですが、特に自分の容姿にコンプレックスを持つ人には合いません。

揶揄と取られてしまうでしょう。

あなたからどう見えるかは関係なく、本人の主観が問題になります。

「秘めた恋」

人の少ない山で、うつむきがちに咲く花の様子から連想できる花言葉です。

長く片思いをしていた相手へ告白する時に贈るのに向きます。

創作物で、身分違いで他人に明かせば大変な事になるような恋をしているキャラクタのイメージに使う事も出来ます。

大きな声で言えないような相手に恋心を抱いている時に山に行き、「ジンジソウ」に打ち明けてみると、心の整理がつくかも知れません。

この花言葉が合わないのは、会社などの公式の場です。

「博愛心」

土だけでなく、岩の上でも花を咲かせる「ジンジソウ」を、誰でも愛する事が出来る広い心を持つ人に喩えて付けられた花言葉です。

誰にでも愛情深く接する事が出来る友人に贈るのに向きます。

人々のために働く社会福祉法人の広報誌にも合います。

人に優しくしたいと思う時、スマホの待ち受けにして常に意識するのも良いでしょう。

この花言葉が合わないのは、恋人と配偶者です。

「自分のような人でも愛してくれてありがとう」という感謝の気持ちだとしても、「あなたは誰でも相手にする」という意味にしかなりません。

それなら「趣味が悪い」と言った方がまだマシです。

まとめ

「ジンジソウ」は複雑で特徴的な姿を持った花です。

花言葉を知っていれば、その不思議な造形を隅々まで楽しむ事が出来るでしょう。

花との距離を近づけてくれる、花言葉を是非参考にして下さい。

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