「ジャノメギク」はキク科「ジャノメギク」属(サンビタリア属)の一年草です。
北アメリカから中南米に分布し、鑑賞用に流通しています。
花は一重のキクの姿で、茶色または黄色の筒状花の周りに黄色またはオレンジ色の花弁(舌状花)が付き、「ヒマワリ」を小さくしたようにも見えます。
花期は５月から１１月です。
今回は、「ジャノメギク」の花言葉について解説します。
「ジャノメギク」の花言葉
「私を見つめて」「ほのかな喜び」「切なる喜び」「いつも愉快」などがあります。
良い意味ですが恋愛のニュアンスがあるため、意図は正しく伝えましょう。
「私を見つめて」
「ジャノメギク」の名前は、花全体の丸い輪郭と真ん中の筒状花が二重の円(蛇の目模様)のように見えた事が由来です。
ここから、「ジャノメギク」が「気付いて欲しいと思い人を見つめている」という空想から付いた花言葉です。
同じ由来で「愛の始まり」という花言葉もあります。
片思いしていた相手への恋の告白に向きます。
恋人への愛情表現にも良いでしょう。
注意書きの貼り紙のデザインにも使えます。
「ほのかな喜び」
「私を見つめて」に引き続く花言葉です。
視線が合っただけで喜ぶ、初々しい様子をイメージした花言葉です。
何という事もない日の愛情表現として、恋人へ贈るのに向きます。
ちょっとした嬉しい話を仲間に発信する時に添えても良いでしょう。
スマホの待ち受けにして、日々の喜びを意識すると、気分も明るくなっていくでしょう。
この花言葉が合わないのは、相手が困った状況にある時です。
他人の不幸を喜んでいるように伝わり、悪い印象を与えます。
「切なる喜び」
心からの喜びという意味になります。
「ほのかな喜び」に引き続く花言葉です。
恋人同士になれて喜ぶ様子をイメージしたものです。
一方、明るい色の花が多数賑やかに咲く様子からも、意味が合います。
同じ由来で「変わらぬ熱愛」という花言葉も付いています。
良い事があった人へ贈ったり、お祝い事のディスプレイなどに良いでしょう。
この花言葉が合わないのは、日常的な幸せを感じた時です。
言葉は正しく使わないと、すぐインフレして使える言葉がなくなっていきます。
「いつも愉快」
「ジャノメギク」の花期が長い事から付いた花言葉です。
いつも笑顔を絶やさない人へ贈るのに向きます。
この花言葉が合いそうで合わないのは、お笑い芸人です。
仕事とプライベートのオンオフがなければ大変な事になってしまいます。
「ジャノメギク」の豆知識
「ジャノメギク」は、「サンビタリア」という学名由来の別名でも呼ばれます。
「ジャノメギク」の名は、「ハルシャギク」の別名にもなっており、混同しやすいですが、ハルシャギクは花弁が途中から色が変わるため、見た目がはっきり異なります。
まとめ
「ジャノメギク」は明るく元気なイメージの花です。
花言葉を知れば、より可愛らしく感じられるでしょう。
花を彩り良く見せてくれる、花言葉を是非心に留め置いて下さい。
