「シロアミメグサ」は、キツネノマゴ科フィットニア属の多年草です。
南アメリカのアンデス山脈原産で、園芸種として日本でも栽培されています。
黄色か白の花を6月から8月に咲かせますが開花する事は稀で、主に葉を楽しむ植物です。
今回は、「シロアミメグサ」の花言葉について解説します。
「シロアミメグサ」の花言葉
「デリケートな心」「羨ましい」「羨望」があります。
向ける方向によって悪い意味にも良い意味にもなるため、どのような意図かはきちんと伝える必要があります。
「デリケートな心」
「シロアミメグサ」の名前の由来でもある、葉の繊細で美しい網目模様から付いた花言葉です。
物事に感動しやすく涙もろい友人に贈るのに向いています。
絵画や音楽など、芸術に携わる人にも合うでしょう。
梱包材の商品イメージや、かゆみ止めの売り場ディスプレイなどにも向いています。
日常に流され感受性が鈍くなっている時、自宅で育てるのも良いでしょう。
この花言葉が合わないのは、心の強さを誇示したがる人です。
実態が合っていても、強い言葉で拒否されるでしょう。
トゲのような強い言葉は内側に触れられたくないデリケートさの表れで、むしろ弱く見えているのですが、それを言っても煽りとしか受け取ってくれません。
「羨ましい」
繊細な網目模様の美しい葉に対して付いた花言葉です。
具体的に羨ましがっているのは誰かと言えば、花でしょう。
花は葉が変化したものなので、余計に羨む気持ちは出るかも知れません。
結婚や家を建てるなど、幸せな事があった友人に、ちょっと冗談の雰囲気を交えて贈るのに向く花言葉です。
目を惹くようなアクセサリーの売り場ディスプレイにしたり、数量限定メニューの背景デザインに使う事も出来ます。
スマホの待ち受けにして、誰かに羨まれるよう自分磨きに気合いを入れるのも良いでしょう。
この花言葉が合わないのは、生々しい状況です。
具体的には、自分が結婚を考えていた相手が、急に友達と結婚したような場合です。
相手を嫌な気分にさせたい場合なら別ですが、そうでないなら向いていません。
「羨望」
「羨ましい」と同じ由来となります。
概ね同じ意味ですが、単に指をくわえて羨むだけでなく、相手がより高みにあり、それに手を伸ばしつかみ取るようなイメージが増します。
同じ夢に向かって努力していた友人が、先にプロデビュー出来た時などに贈るのに向く花言葉です。
誰もが羨む豪華絢爛なウエディングプランの宣伝イメージに使ったり、一代で建てた豪邸の庭に植えるのも良いでしょう。
この花言葉が合わないのは、特に羨ましくない相手です。
下手に自慢話のスイッチが入ってしまうと、興味の無い話を長く聞かされる事になるため避けた方が無難です。
まとめ
街中でも目を惹く「シロアミメグサ」ですが、花言葉を知っていれば、それを飾った人の意図をよりはっきり知る事が出来るかも知れません。
風景の解像度を増してくれる、花言葉を是非参考にして下さい。