「シャコバサボテン」という植物をご存じですか。
別名「クリスマスカクタス」とも呼ばれ、ブラジル原産のサボテン科スクルンベルゲラ属の多肉植物です。
その名のとおり蝦蛄に似たギザギザのある茎が葉のように連なり、美しく枝垂れた先に花を付けます。
今回はそんな「シャコバサボテン」の花言葉について詳しく見ていきましょう。
「シャコバサボテン」の花言葉「美しい眺め」
「シャコバサボテン」の花言葉ひとつめは「美しい眺め」です。
「シャコバサボテン」の葉のような茎は八方に枝分かれし、豊かに枝垂れた先で鮮やかな赤やピンクの花を咲かせるさまはまさに「美しい眺め」そのもの。
ただ、蕾はとても繊細で取れやすいため、しっかり大きく成長するまでは動かしたり手を触れたりせずそっと見守ってください。
「シャコバサボテン」の花言葉「ひとときの美」
「シャコバサボテン」の花は11月くらいから咲き始め、3月頃まで楽しむことができます。
サボテン類独特の存在感のある茎に比べ、美しい花を観賞できる時期が短く感じるため「ひとときの美」という花言葉が与えられました。
別名の「クリスマスカクタス」という名のとおり、クリスマスの時期にふさわしいカラーリングの花が楽しめますので、今年のクリスマスには「シャコバサボテン」の花を飾ってみてはいかがでしょうか。
「シャコバサボテン」の花言葉「もつれやすい恋」
「シャコバサボテン」には「もつれやすい恋」という花言葉もあります。
上記でも述べたように「シャコバサボテン」の枝は長く伸びるため、時にもつれ合うような姿になってしまいます。
もつれた先でそれぞれに花を咲かせることから「もつれやすい恋」という花言葉になりました。
恋人に贈るには少し注意が必要な花です。
「シャコバサボテン」の花言葉「つむじまがり」
「シャコバサボテン」には「つむじまがり」という変わった花言葉もあります。
これは「シャコバサボテン」はサボテンには珍しく真夏の直射日光が嫌いで、たっぷりとした水を必要とすることから付けられました。
また枝がうねるさまも「つむじまがり」という花言葉を思い起こさせます。
少し手間のかかる子ほど可愛らしく感じるという方にとって、「シャコバサボテン」はたまらない魅力を持っていると言えます。
まとめ
「シャコバサボテン」は花の少ない冬期に鮮やかな花を付けてお部屋を明るくしてくれる植物です。
日当たりと水遣りに気を付ければ毎年花をつけてくれますので、華やかな「シャコバサボテン」を是非お手元で育ててみてはいかがでしょうか。