「サンシュユ」という名前の花をご存知でしょうか。
「サンシュユ」は、中国原産のミズキ科ミズキ属の落葉小高木です。
春に色鮮やかな黄色い花を咲かせ、その花がグミの花に似ていることからヤマグミと呼ばれることもあります。
さらには、秋につける赤い実がサンゴのようにも見えるので、アキサンゴという別名も持ち、四季を通して変化を楽しめる植物です。
日本へは薬として用いるために、江戸時代中期に朝鮮半島から持ち込まれました。
今回は、そんな「サンシュユ」の花言葉について詳しく見ていきます。
「サンシュユ(山茱萸)」の花言葉
見ているだけで気分が明るくなるような「サンシュユ」の花には、ポジティブな花言葉がたくさんつけられています。
ここでは、その中から4つの花言葉をご紹介しましょう。
「持続」
愛や幸せ、平和など、良いことは長続きして欲しいものです。
「持続」は、まさにそんな願いを象徴するかのような花言葉。
「サンシュユ」の花は縁起が良いとされ、神社などにもよく植えられています。
「気丈な愛」
健気さも感じさせる「サンシュユ」の花にピッタリな花言葉です。
この花言葉は、その薬効で多くの人々を癒やしてきたということにも由来しています。
「強健」
「強健」というこの花言葉は、可愛らしい花を咲かせる「サンシュユ」の花からは、あまり連想できないかもしれません。
しかし、サンシュユは硬い木材として重宝され、トロイの木馬やノアの方舟にもサンシュユの木が使われていたとされています。
「成熟した精神」
「サンシュユ」には薬効があり、そのパワーで多くの人々を助けてきました。
「サンシュユ」は植物ですが、しかし人を助けるという行動は、「成熟した精神」を持っていなければできないことです。
「サンシュユ(山茱萸)」の花言葉の由来
花言葉は大抵、その植物にまつわるエピソードや特徴、外見などからつけられるものです。
前向きなエネルギーを持つ「サンシュユ」の花言葉は、どれも樹木や花、果実の特徴に由来しています。
「サンシュユ(山茱萸)」の豆知識
「サンシュユ」の果実は、栄養が豊富で滋養強壮や疲労回復の効果があると言われています。
また、実際に生薬として使われており、冷え性やめまい、便秘などにも作用するとして重宝されてきました。
また、「サンシュユ」の枝で牛乳をかき混ぜることで、ヨーグルトができるとも言われています。
まとめ
今回は、「サンシュユ」の花言葉をご紹介しました。
「サンシュユ」の花言葉は「持続」や「強健」など、ポジティブな意味を持つものばかりです。
「サンシュユ」の花言葉が気になった方は、是非こちらの記事を参考にしてみてください。