「サンカヨウ(山荷葉)」という花をご存知でしょうか。
「サンカヨウ(山荷葉)」はメギ科サンカヨウ属の多年草で、日本が原産地であり、北海道から本州中部の山地に湿地自生します。
5~7月に白い花を咲かせ、中央に切れ込みがあるギザギザした大きな葉っぱを茂らせます。
花は小さく、直径は2cmほどです。
花は散りやすく、開花期であっても見つけることは難しいと言われています。
最大の特徴は、花が濡れると透明になるということです。
今回は「サンカヨウ(山荷葉)」の花言葉について、詳しく見ていきましょう。
「サンカヨウ(山荷葉)」の花言葉
「サンカヨウ(山荷葉)」の花言葉は、基本的には「親愛の情」「幸せ」という意味が有名です。
小さく可憐な花の見た目とぴったりなイメージの意味ですね。
また、「自由奔放」という無邪気な意味もあります。
「サンカヨウ(山荷葉)」の花言葉は可愛らしく、ポジティブな意味ばかりです。
「親愛の情」
旧友や家族に贈る時にぴったりの意味合いです。
直接伝えるのが照れくさくても、「サンカヨウ(山荷葉)」の花言葉に気持ちを乗せて贈るのもいいですね。
「幸せ」
幸せを感じさせてくれるパートナーや、幸せにしたい相手に贈るのにおすすめです。
「自由奔放」
自由で元気いっぱいな子供や、友人に贈る時にいいでしょう。
「サンカヨウ(山荷葉)」の花言葉の由来
「サンカヨウ(山荷葉)」の花は白い6枚花弁の小さく、一見してどこにでもありそうな花です。
この親しみやすさから「親愛の情」という花言葉がつけられたと言われています。
また「サンカヨウ(山荷葉)」の花は水に濡れると透明になるという、不思議な特徴があります。
しかし、雨に濡れたら必ず透明になるというわけではなく、ある一定の条件が必要なのですが、その仕組みはまだ解明されていません。
そのため、透明になる様子を見ることができたら運が良いということから、「幸せ」という意味が付けられたと考えられています。
そして、濡れた「サンカヨウ(山荷葉)」の花は透明になった後、乾くとまた白く戻ります。
この白と透明に変わる様子が「自由奔放」な姿に見えたのでしょうね。
「サンカヨウ(山荷葉)」の豆知識
「サンカヨウ(山荷葉)」という名前は、ハスを山荷(サンカ)が指し、荷葉(カヨウ)と呼ぶことからつけられています。
「サンカヨウ(山荷葉)」の葉はハスの葉に見た目が似ていますが、水辺の植物であるハスと違い「サンカヨウ(山荷葉)」は山に自生します。
このことから「山」をつけて、「サンカヨウ(山荷葉)」という名前となったのです。
まとめ
「サンカヨウ(山荷葉)」はその可憐な見た目だけでなく、花言葉も素敵なものばかりです。
人にプレゼントする時、自分で育てる時、花言葉の意味を知っていると楽しくなります。
花言葉をお調べの際はぜひ参考にしてください。