食卓でもなじみ深い「ゴマ」は、シソ目「ゴマ」科「ゴマ」属の一年草です。
アフリカ原産ですが、現在栽培されている「ゴマ」は、紀元前3500年頃のインドが発祥とされます。
日本でも栽培されていますが、99%以上が輸入品です。
花は白く、筒状で2つに分かれた唇形花が連なった形で、8月が花期です。
今回は「ゴマ」の花言葉について解説します。
「ゴマ(胡麻)」の花言葉
「救護」「たくましく生きる」「あなたのために歌う」があります。
良い意味の花言葉なので、意識して食卓の「ゴマ」を使ってみるのも良いでしょう。
「救護」
栄養に優れた「ゴマ」は身体に良いイメージがありますが、中国最古の薬物書「神農本草経」でも、不老長寿の秘薬として記載されています。
このイメージから付いた花言葉です。
色々と忙しく大変な状態の友人や同僚、家族などに対して贈るのに向いた花言葉です。
救急箱のパッケージや、ウイルスセキュリティのインターフェイスデザインに花をあしらってみるのも良いでしょう。
生活や仕事で切羽詰まっている時、ごま塩のおにぎりを食べて、一息つくのも良さそうです。
この花言葉が向いていないのは、特に助けを必要としていない状況の人です。
「あまりこっちの事を良く見ていない上にお節介な人だ」との印象を持たれてしまうでしょう。
「たくましく生きる」
「ゴマ」はアフリカ原産なだけに、乾燥に強く痩せた土地でも育つ植物です。
このイメージから付いた花言葉です。
子供や部活動で新しく入って来た後輩に贈るのに向いています。
健康食品やハムの宣伝イメージにも合うでしょう。
花をスマホの待ち受けにして、くじけそうな時の気分転換で眺めても良いでしょう。
この花言葉が合わないのは、目上の人です。
ある程度上から目線の、生きている姿や成長を見守るニュアンスが伴うため、上司や親などに使う言葉ではありません。
また、新入社員に対して使うと、「この会社、たくましくないと生きられないぐらいブラックなのかな?」と思われてしまいます。
「あなたのために歌う」
遠縁にシソを持つ「ゴマ」の花は、シソ同様に唇形花が連なった花穂を付けます。
次々に咲く花の姿が、歌をうたう口のように見えた事から付いた花言葉です。
勇気づけたい友人や恋人などに向いています。
また、あなたが音楽を生業にしているならば、配偶者や子供に贈っても良いでしょう。
スピーカーや合成音声ソフトなどのパッケージデザインにも使えそうです。
この花言葉が合わなさそうでそこそこ合っているのは、あなたが極端に歌が下手で、相手にも知られている場合です。
意図とは違う反応が返って来ますが笑顔は生まれ、元気づけたいという目的は達成出来るでしょう。
まとめ
「ゴマ」は有り触れた食材で、いちいち存在を気にしないかも知れません。
花言葉を知っていれば、その花を思い浮かべる事も出来、より味わいも増すでしょう。
食卓に彩りを加える花言葉を、是非参考にして下さい。