南国の定番「ココナッツ」は、ヤシ科ココヤシ属「ココヤシ」の果実です。
ポリネシアから熱帯アジア原産で、世界中の熱帯地方で栽培されており、国内では沖縄や小笠原諸島に生育します。
頑丈でありつつ繊維質の果肉の効果で水に浮き、海を漂い生息域を広げます。
今回は、「ココナッツ」の花言葉について解説します。
「ココナッツ」の花言葉
「固い決意」「成功」「思いがけない贈り物」といいます。
ココヤシの花言葉と共通しますが、どの花言葉も「ココナッツ」のイメージから付いています。
良い意味の言葉が揃い、贈り物に向きます。
「固い決意」
「ココナッツ」が硬い事から付いた花言葉です。
具体的な構造としては、まず表面の繊維質が果肉です。
これは比較的柔らかく、刃物で剥がす事も出来ますが、その奥の種は硬く、石などで叩き割らないといけません。
また、海を渡り生息域を広げるという、大航海の決意としても意味が合います。
何かしら目標があり、決意した人を応援する気持ちで贈るのに向きます。
高い目標を掲げている会社に飾るのも良いでしょう。
この花言葉が合わないのは、あまり勢い込むと萎縮して動けなくなる人です。
そういう人の場合、準備不足でも出来る簡単なところから着手する方が向いています。
「成功」
「ココナッツ」が大航海に成功し、見知らぬ浜で育つというイメージから付いた花言葉です。
結果がはっきり出る事業や趣味に取り組む人へ贈るのに向きます。
完了した時のお祝いにも良いでしょう。
この花言葉が合わないのは、特に成功とか不成功という事はなく、行う事自体が意義のある仕事です。
「実際に行えた事自体が成功」という解釈が共有出来ているなら問題ありません。
「思いがけない贈り物」
ある朝、海辺に漂着した「ココナッツ」を見つけた人の驚きを表す花言葉です。
他に、無愛想で頑丈な殻を開けた後に出て来る、「ココナッツジュース」や「ココナッツミルク」のイメージでも合います。
サプライズの贈り物の包装紙デザインなどに向きます。
尚、「ココナッツ」をそのまま「思いがけない贈り物」にするのはやめましょう。
持ち帰るのも、割って食べるのもハードルが高く、予め贈る合意が必要で、サプライズには向きません。
「ココナッツ」の豆知識
「ココナッツ」が落下して多数の被害者が出ているという話がありますが、これは全くの誤解です。
ケガする人もいない訳ではありませんが、それは主に「ココナッツ」農場で起きるもので、街路樹などのココヤシは適切に管理されています。
真下で眠ったりしない限りは心配ありません。
まとめ
「ココナッツ」は映像などではよく見ますが、現物に触れる機会は少ない果実です。
花言葉を知り、興味を深めれば、食べる機会も増えるでしょう。
人生にちょっとした彩りを加えてくれる、花言葉を是非参考にして下さい。