「コエビソウ」という花をご存じですか。
別名「ベロペロネ」「オウムソウ」とも呼ばれるこの植物は、メキシコ原産でキツネノマゴ科キツネノマゴ属の半常緑性低木です。
日陰で育つと枝が蔓化してしまうところから、樹木なのに「草」と名付けられてしまったユニークな植物です。
今回はそんな「コエビソウ」の花言葉について詳しく見ていきましょう。
「コエビソウ(ベロペロネ)」の花言葉「ひょうきん」
「コエビソウ」の花言葉ひとつめは「ひょうきん」です。
「コエビソウ」はその名の通り、優しい赤や黄色の花がエビの形によく似ています。
その可愛らしい姿から「ひょうきん」という花言葉が与えられました。
風や雨に飛び跳ねる小さな「コエビソウ」の姿は、いつでもあなたの気持ちを明るくさせてくれるはずです。
「コエビソウ(ベロペロネ)」の花言葉「思いがけない出会い」
エビにそっくりな「コエビソウ」ですが、花に見える部分は実は葉が変化した「苞」で、本当の花は「苞」の隙間から飛び出すように咲きます。
その花の付き方から「思いがけない出会い」という花言葉が付けられました。
新しい出会いが欲しい方は「コエビソウ」を身近に置いておくと、思いもかけない素敵な出会いを引き寄せてくれるかも知れません。
「コエビソウ(ベロペロネ)」の花言葉「おてんば」
「コエビソウ」には「おてんば」という花言葉もあります。
女の子のように可愛らしい「苞」から舌をペロッと出したように花が咲くこと、また風に揺れる姿が無邪気に飛び跳ねているように見えるところから付けられました。
元気な女の子がいるおうちに「コエビソウ」を植えれば、きっと素敵なお友達になってくれるはずです。
「コエビソウ(ベロペロネ)」の花言葉「女性の美しさの極致」
「コエビソウ」にはもうひとつ「女性の美しさの極致」という花言葉も付けられています。
先の花言葉と相反するようですが、「おてんば」だった女の子が徐々に成長して、最終的に美しく成熟した女性に変化していくようすを表しているようだとこの花言葉が与えられました。
女性へのプレゼントにこれ以上ないほどふさわしい花言葉といえるでしょう。
まとめ
「コエビソウ」の花のような「苞」は5月から10月頃まで長い期間楽しむことができるうえ、暖かい地域では低木化し冬を越すことも可能ですので庭木としても楽しめます。
お子さまの可愛いお友達のひとつとして「コエビソウ」をお迎えしてみてはいかがでしょうか。