「コウリンカ(紅輪花)」の花言葉とは?色や由来など花言葉を徹底解説

「コウリンカ(紅輪花)」の花言葉とは? 花言葉

「コウリンカ」(紅輪花)は、キク科オカグルマ属の多年草です。

日本では本州、海外では朝鮮半島に分布し、温帯域の日当たりの良い山地や湿り気のある草原で生育します。

細い花弁(舌状花)がまばらについたオレンジ色の花(花頭)で、花期は7月から9月です。

今回は、「コウリンカ」の花言葉について解説します。

「コウリンカ(紅輪花)」の花言葉

「秘めた思い」といいます。

花の姿からは想像しにくいですが、同じキク科のマーガレットにも「心に秘めた愛」という、意味の近い花言葉がついています。

これはマーガレットが「好き、嫌い」で花弁を一枚ずつちぎっていく花占いに使われるために付いたものなのです。

「コウリンカ」の花弁は隙間が多く、1枚をつまみやすいので、花占いにもっと使いやすそうです。

片思いをしていた意中の人に贈るのに向く花言葉です。

必ずしも恋に限らず、レギュラーになろうと自主練を頑張る人、イベントに向けた同人誌を作るために睡眠時間を削る人、おいしいと言って貰うために特売品を見逃さない人など、様々な思いを秘めている人達にも合います。

スマホの待ち受けにして、思いを形にするための行動を始めるのも良いでしょう。

この花言葉が合わないのは、関係が浅い人です。

何か隠している情報を掴まれていると思われて、距離を取られる可能性が高まります。

一目惚れの相手へ、直後に告白した場合も意味が合わなくなりますが、これは相手が受け入れてくれるなら特に問題はないでしょう。

「コウリンカ(紅輪花)」の豆知識

「コウリンカ」は漢字で「紅輪花」と書きますが、これは紅色の花弁が車輪のように筒状花に付いている様子から付いたものです。

キク科にはこの形になる花が多く、「オグルマ」などそのままの名前に「車」が付いたものもあります。

「大抵の花は外周を見れば円く見えるのでは?」と思うかも知れませんが、それは少し違います。

時代劇などを見ると分かるのですが、大八車などに使われている昔の車輪は、自動車の車輪のように内側が一枚の板にはなっておらず、自転車のスポークのように車軸と外輪が棒で繋がれています。

この支えの棒を花弁でイメージしているから、キク科が特に車に例えられやすいのです。

まとめ

「コウリンカ」は隙間が多く風景に紛れやすい花を咲かせます。

花言葉を知っていれば、それに気づき楽しむ事が出来るでしょう。

風景に色を増やしてくれる花言葉を、是非参考にして下さい。

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