中国野菜の「コウサイタイ」(紅菜苔)は、アブラナ科アブラナ属の一年草または二年草です。
中国原産の野菜で、日本では1970年代頃から栽培が始まりました。
花期は2月から4月です。
今回は、「コウサイタイ」の花言葉について解説します。
「コウサイタイ(紅菜苔)」の花言葉
「小さな幸せ」といいます。
春先に生えてくる花芽が黄色い花を1つ、2つ咲かせたところが食べ頃です。
春の訪れを感じさせる、小さな幸せのひとときなのでしょう。
良い意味なので、特殊な状況でない限り、誰にでも合う花言葉です。
特に恋人や配偶者、子供など、自分が大事にしたい、幸せであって欲しい人に贈るのに向く花言葉と言えます。
開運占いのディスプレイにしたり、食べると笑顔になるようなスイーツのメニューにワンポイントあしらうのも良いでしょう。
自分の家で育てて、幸せの訪れを期待する事もできます。
この花言葉が合わない人はあまりいませんが、不幸の最中にあって気分が立ち直れていない人には合いません。
また、同情を買う事が主な目的で、日頃から不幸である事を喧伝している人に対しても、「そうじゃない」という顔をされます。
「コウサイタイ(紅菜苔)」の豆知識
「コウサイタイ」は「紅菜苔」と書きます。
「菜苔」は「菜心」とも呼ばれる緑色の菜花に似た中国野菜で、「コウサイタイ」はその紅色品種という意味です。
「コウサイタイ」は、日本ではあまり浸透している野菜とは言えません。
「コウサイタイ」の食べる部分は主に花芽で、春先にアスパラガスのようにとう立ちした花蕾を摘みます。
また、若い茎や葉も食べられます。
茎や葉の根元が赤紫色である事から、ベニナバナ(紅菜花)の別名もあります。
この赤紫はポリフェノールの一種であるアントシアニンによるもので、水溶性のため茹でると抜けてしまい、緑色になります。
色を残すためには、少し酢を加えて茹でると良いでしょう。
菜花のような苦みはなく甘味があり、食感には若干のぬめり気があります。
さっと茹でてそのままマヨネーズなどで食べる事も出来ますし、胡麻和えやカラシ和え、炒め物にしてもおいしく食べられます。
まとめ
「コウサイタイ」は日本ではまだあまりメジャーな野菜ではありません。
売り場で見かけても、何となく敬遠している人もいるでしょう。
花言葉を知っていれば、ちょっと試してみたい気持ちになるのではないでしょうか。
世界を少し広げてくれる、花言葉を是非参考にして下さい。