舞い踊る蝶か妖精のような、「クレロデンドルム(ブルーエルフィン)」は、クマツヅラ科クレロデンドルム属の常緑樹です。
「ブルーウィング」「ブルーバタフライブッシュ」とも呼ばれます。
熱帯アフリカ原産で、日当たりの良い場所を好みますが、夏の直射日光は合いません。
花は左右対称に青い花弁5枚がつき、上に雄しべが伸びる形で、妖精や蝶に喩えられます。
花期は、5月から9月です。
今回は、「クレロデンドルム(ブルーエルフィン)」の花言葉について解説します。
「クレロデンドルム(ブルーエルフィン)」の花言葉
「大きな希望」「チャンス到来」といいます。
いずれも良い言葉で、未来ある人へ贈るのに向きます。
悪い事があった直後の人には、嫌味に聞こえるため合いません。
「大きな希望」
クレロデンドルムは古代ギリシャ語の「クレオス(運命)」「デンドロン(樹木)」が語源です。
呪術に使われた事から付いた名です。
呪術というとおどろおどろしいですが、未来へ希望を持つためのおまじない、というニュアンスが丁度良いでしょう。
人生に希望を持つ事は重要です。
希望を失うと、人生の目標点がなくなってしまいます。
進むうちに希望が出るかと思っても、方向も定まらないと、一歩踏み出す事自体が難しくなるのです。
大きな希望が持てれば良いですが、そこに至る道は、小さな希望が寄り集まっているものです。
まずは身近な希望を目指すのが良いでしょう。
卒業や転職など、先に希望がある親しい人へ贈り応援するのに向きます。
「チャンス到来」
花を蝶の羽根が生えた妖精に喩えた花言葉です。
つまり、妖精が飛んで来て、幸運を届けてくれるイメージです。
チャンスはいつやって来るか分かりません。
落ちるペンを掴む遊びがありますが、落ちると分かっていても、なかなか指が反応しないものです。
まして、起こるかも分からないチャンスは見逃して当たり前です。
見逃した事を悔やみ落ち込むより、次のチャンスに賭けた方が、ずっと良い結果に結び付くでしょう。
受け取り方次第では、チャンスは常に何かしらあるものです。
上手く利用できないから、珍しいもののように思ってしまうだけです。
勝負事や起業など、「ここ一番、チャンスを掴み成功したい」と考えている友人へ贈り、応援するのに向く花言葉です。
まとめ
「クレロデンドルム(ブルーエルフィン)」は、可愛らしい花です。
花言葉を知れば、より嬉しい気分で眺められるでしょう。
花を一層鮮やかに見せてくれる、花言葉を是非心に留め置いて下さい。