特有のほろ苦さと香味でサラダやステーキの付け合わせに人気の「クレッソン」。
別に「クレソン」や「オランダガラシ」とも呼ばれるアブラナ科オランダガラシ属の多年草です。
中部ヨーロッパ原産ですが明治時代初期に日本に伝来し、いまでは身近な水辺でも見かけることがあります。
今回はそんな「クレッソン」の花言葉について、詳しく見ていきましょう。
「クレッソン」の花言葉「不屈の力」
「クレッソン」の花言葉ひとつめは「不屈の力」です。
小さく柔らかい「クレッソン」ですが、実はとても繁殖力が高い植物。
古代ギリシャではその生命力から特別な力を持っていると信じられていました。
「不屈の力」を感じられるほど「クレッソン」は栄養価が高い野菜です。
毎日の食卓にぜひ「クレッソン」を取り入れてみてください。
「クレッソン」の花言葉「安定」
「クレッソン」の花言葉には「安定」というものもあります。
生命力の強さからいつでも手に入る身近な植物だった「クレッソン」は世界各地で食されてきました。
心の「安定」を図りたいときは「クレッソン」をたっぷり使ったサラダにしてみましょう。
ほろ苦い「クレッソン」の味が、きっといつものあなたを取り戻すお手伝いをしてくれるはずです。
「クレッソン」の花言葉「忍耐」
「クレッソン」には「忍耐」という花言葉もあります。
由来はやはりその丈夫さと生命力から。
暑さにも寒さにも強く、多少汚れた水でも繁殖できる「クレッソン」はどんな環境にも耐える強さの象徴とされました。
「クレッソン」はキッチンやベランダで簡単に水耕栽培できる植物です。
「クレッソン」をのんびり育てているうちに、辛い時期はいつの間にか過ぎ去っていってしまうでしょう。
「クレッソン」の名前の由来
「クレッソン」の名前の由来はフランス語の「Cresson」から来ています。
意味は「薬効がある」。
昔から栄養のある植物だと知られていたことがわかります。
また和名の「オランダガラシ」は鎖国時代、唯一貿易していたオランダから西洋のものが伝わったので、後世でも外国産のものに「オランダ」と名付けていた時代の名残り。
「外国産の辛い草」という意味で名付けられました。
まとめ
「クレッソン」は言い伝えのとおり、とても栄養価が高い植物です。
アメリカの疾病予防管理センターの研究誌では、栄養素の含有量とそのバランスの良さから健康に良い植物として第1位に選ばれたほど。
辛みが苦手な人にサラダ用の刺激の少ないものも販売されていますので、毎日の食卓にぜひ「クレッソン」を加えてみてください。