葉も花も美しい「クルシア・ロゼア・プリンセス」は、オトギリソウ科クルシア属の常緑樹の交配品種です。
アメリカの赤道付近原産の原種から、鑑賞用として作出されました。
丸みを帯びた「ゴムの木」に似た葉をつけ、主に観葉植物として利用されます。
花は白からピンクへ変色し、大きさは直径5cmほどです。
今回は、「クルシア・ロゼア・プリンセス」の花言葉について解説します。
「クルシア・ロゼア・プリンセス」の花言葉
「永遠の幸せ」といいます。
常緑の葉と丈夫な性質から付いた花言葉です。
永遠を誓う結婚式のディスプレイに向きます。
プロポーズに添えても良いでしょう。
家族の幸せを願い家に飾ったり、親しい友人の幸せを願い贈るのにも合います。
テーマパークが存続する限り有効な、永久パスポートのデザインにも合うでしょう。
この花言葉が合わないのは、関係の浅い相手です。
永遠の幸せを願う以上は、それに見合う親しさや愛情があるべきで、そうでければ、何か見返りを求めているのではないか、と不安にさせてしまうだけです。
また、意味が合う相手であっても、園芸に趣味がない人に鉢植えで贈るのはやめましょう。
枯らしてしまうと「永遠」という言葉と合わなくなりそうで縁起が悪く、妙な負担感を与えてしまいます。
「クルシア・ロゼア・プリンセス」の豆知識
「クルシア・ロゼア・プリンセス」の名の由来としては、まず「クルシア」が16世紀のフランスの植物学者「シャルル・ド・レクリューズ(カルロス・クルシウス)」への献名です。
「ロゼア」は「バラ色の、淡紅色の」という意味で、「プリンセス」は小型の品種である事を指します。
クルシア・ロゼアは「サインの木」という和名が付いていますが、これは英名の「オートグラフ・ツリー(サインの木)」の和訳です。
「オートグラフ」とは、「直筆」というニュアンスで、サインと言っても有名人などが色紙に書くサインの事です。
尚、契約に使う署名としてのサインは、「シグネチャ」と呼び、使い分けます。
この名前の理由は、葉に傷を付けると跡が残り、文字が書けるめです。
まとめ
「クルシア・ロゼア・プリンセス」は、美しい木です。
花言葉を知れば、飾った人の心意気に触れられ、一層好ましく鑑賞できるでしょう。
植物を彩り良く見せてくれる、花言葉を是非心に留め置いて下さい。