「クスダマツメクサ」はマメ科シャジクソウ科の一年草です。
「ホップツメクサ」「ラッキークローバー」という名前でも呼ばれることがあります。
「ホップツメクサ」は花が終わる頃になるとホップの雌花に似た形になることに由来し、また「ラッキークローバー」と呼ばれるようになった理由は黄色いクローバーが幸せの象徴とされているからです。
ただしオキザリスの仲間の一部など、他にも「ラッキークローバー」と呼ばれるものがあるのでご注意を。
花の色は黄色で、開花期は真夏を除く春~秋。
その丸く小さな花は名前通りくす玉に似ています。
「クスダマツメクサ」の花言葉
「クスダマツメクサ」の花言葉は「小さな恋人」です。
これは「クスダマツメクサ」の花の小ささに由来します。
その大きさは5mmほどで、クローバーとして最も知られているシロツメクサの花と比較すると半分ほどのサイズしかありません。
なお余談ですが、コメツブツメクサという「クスダマツメクサ」よりもさらに小さな花を付ける仲間も存在します。
そちらも花の色は黄色で丸く、大きさは3~4mmほどです。
そのうえこちらにも「小さな恋人」という花言葉があります。
「クスダマツメクサ」の豆知識
クローバーの仲間だけあってとても強く、育てやすい種です。
きれいに育てたいのなら日当たりや風通し、水はけの良い環境を用意してやるのがベストですが、そこまで用意できなくともちゃんと育ってくれます。
暑さや寒さ、病気や害虫、乾燥などにも強いので環境によってはほぼ放任で育てることもでき、また花壇だけでなくグラウンドカバー、鉢植え、ハンギングなど用途も広いです。
加えて全国の空き地や河川敷、駐車場などにおいて雑草として群生することもしばしば。
市場においても他のクローバーの仲間同様簡単に入手することができます。
これで黄色くかわいらしい花畑を作るのも良いですし、他の色の仲間たちと共演させてやるのも良いでしょう。
まとめ
「クスダマツメクサ」はクローバーの仲間で、「ホップツメクサ」「ラッキークローバー」とも呼ばれます。
黄色で小さく、丸いくす玉のような花を付けるのが特徴です。
そのかわいらしさから「小さな恋人」という花言葉が与えられており、花壇、鉢植え、グラウンドカバーなど様々な用途に利用されています。
クローバーの仲間らしく強くて育てやすいというのも利点です。