赤い実の鮮やかな「クサイチゴ」はバラ科キイチゴ属の落葉樹です。
本州、四国、九州、海外では中国、朝鮮半島に分布し、山野に見られます。
4月から5月が花期です。
今回は、「クサイチゴ」の花言葉について解説します。
「クサイチゴ」の花言葉
「幸福な家庭」「尊情と愛情」「先見の明」「誘惑」などがあります。
「クサイチゴ」に固有の花言葉はないため、イチゴ全般の花言葉が当てはまります。
良い意味の言葉が並びますが、男女の関係を思わせる言葉もある為、相手や場所には注意しましょう。
「幸福な家庭」
親株から多数の蔓が伸びる様子から付いた花言葉です。
幸せな家庭を築いている友人に贈るのに向いています。
結婚や出産などのタイミングにもピッタリです。
家族の幸せを願い、自宅で育てるのも良いでしょう。
向いていないのは、家族に深い不満や悩みを抱いている人です。
単に家族がいないだけの場合、あなたに善意があるなら特に嫌な顔はされないでしょう。
大人になるまで育った人なら、誰にでも「家族」はあったのですから。
「尊情と愛情」
イチゴの花が、聖ヨハネや聖母マリアのエンブレムに用いられる事から付いた花言葉です。
「尊重と愛情」「尊敬と愛情」という花言葉もありますが、どれにせよ「尊ぶ気持ち」と考えれば良いでしょう。
「尊」と「愛」両方を同時に満たすとなると、やはり親に贈るのに向いた花言葉でしょう。
この花言葉が向かないのは、何はともあれ愛情が足りない人です。
尊びの方は愛情にそこそこ付いて来てくれます。
「先見の明」
イチゴの葉と根を漬けた水が、目を冷やし視力を回復させる効果があるという西洋の言い伝えに由来します。
イチゴにはポリフェノールが含まれるため、疲れ目に若干の効果があるかも知れませんが、水についてはおまじないの範疇でしょう。
頭の回転が早く、先の見通しを立てるのに長けた友人に贈るのに向く花言葉です。
この花言葉が合わないのは、「今が一番大事」というその日で全てが完結してしまうような人です。
「誘惑」
葉の隙間からでもすぐ目に付く、赤い実の姿から付いた花言葉です。
「甘い香り」という同様のニュアンスの花言葉もあります。
人を惹きつける魅力溢れる友人や恋人などに向いた花言葉です。
待ち受けに設定して、魅力アップを心がけるのも良いでしょう。
男女の仲のニュアンスが伴うため、職場での使用は控えましょう。
まとめ
野を歩く時、「クサイチゴ」の白い花や赤い実は目を惹きます。
花言葉を知っていれば、より興味を持ち観察する事が出来るでしょう。
草花との距離を縮めてくれる花言葉を、是非参考にして下さい。