フジに似た黄色い花が印象的な「キングサリ」は、マメ科「キングサリ」属の落葉樹です。
ヨーロッパ原産で、温暖多湿な気候と水はけの良い石灰質の土壌を好みます。
花期は5月頃です。
今回は、「キングサリ」の花言葉について解説します。
「キングサリ」の花言葉
「淋しい美しさ」「相思相愛」があります。
良い意味の言葉ですが、恋愛が絡むため、相手を選ぶ必要があります。
「淋しい美しさ」
垂れ下がる花が、寂しさにうなだれた人のイメージと重なる事から付いた花言葉です。
物静かで美しい友人や恋人などに贈るのに向いています。
悲恋の役がはまっていた女優へのファンレターに添えるのも良いでしょう。
クールなイメージのメイク用品や、ファッションアイテムのブランドイメージとしても使えます。
家で育てれば、大人の厚みを感じさせる美しさが身に付くかも知れません。
向いていない人としては、おおよそ淋しさのイメージがない明るく元気な人です。
美しさについては、その人が自分をどう捉えているか次第なので、あまりそちらで拒否される心配はありません。
通常、人は鏡を見る時、一番良く見える角度の印象しか持たないため、他人が思うより一段階容姿が良いと思っているものです。
「相思相愛」
小さい花が並ぶ様が、仲の良い様子を感じさせる事から付いた花言葉です。
関係の良好な恋人や配偶者に贈るのに向いた花言葉です。
親友同士で贈り合うのも意味としては合います。
会社同士で協働して事業を行う時や、対等な立場で合併する時にも向いています。
スマホの待ち受けにして、意中の人と上手くいくよう願ってみるのも良いでしょう。
逆に向いていないのは、愛情に偏りがある場合です。
「結局こっちが何て思っているか興味ないんだね」と、結論づけられてしまいます。
また、職場においては恋愛関係のアプローチは御法度です。
「キングサリ」の豆知識
「キングサリ」は漢字で「金鎖」と書き、残念ながらキングの意味はありません。
連なった花が金の鎖のように見える事から付いた名前です。
中国では「豆毒」と呼ぶ事がありますが、これは「キングサリ」に毒があるからです。
マメ科特有の豆のような果実をつけますが、摂取すると痙攣や吐き気を起こすこともあります。
まとめ
「キングサリ」は明るく美しい花です。
花言葉を知っていれば、より興味深く楽しむ事が出来るでしょう。
花を多面的に見せてくれる花言葉を是非心に留め置いて下さい。