「キリンソウ」の花言葉とは?色や由来など花言葉を徹底解説

「キリンソウ」の花言葉とは?色や由来など花言葉を徹底解説 花言葉

「キリンソウ」はベンケイソウ科キリンソウ属の多年草です。

漢字で麒麟(きりん)草、黄輪草とも表記し、その名は伝説の生き物である麒麟に由来するとも、黄色い花をたくさん付けることに由来するとも言われています。

整った星形の花を付けるのが特徴で、花の色はレモンイエロー。

開花期は5~8月です。

また姿形が似ているアキノキリンソウと同じ仲間であるかのように扱われることもあります。

「キリンソウ」の花言葉

「キリンソウ」の花言葉は「警戒」「予防」「用心」などです。

これはしばしば「キリンソウ」と同じ仲間かのように見なされたり、混同されたりするアキノキリンソウとほぼ共通で、病気や怪我への備えとしてアキノキリンソウを用意したからとも、アキノキリンソウの花の構造が蜜を求めてやってくる蜂をブロックするようなものになっているからとも言われています。

なお「キリンソウ」にもアキノキリンソウと同じく薬草として用いられてきた歴史があります。

「キリンソウ」の豆知識

今では「キリンソウ」は主に園芸分野で利用されていますが、若い葉や若芽は山菜としておひたしや天ぷらにされることもあるようです。

また葉の汁は傷や虫刺されに効くと言われています。

さらに飢饉の時には「キリンソウ」の葉を茹でた後干して保存食にしたものが役に立ったという記録もあり、様々な面で役に立ってくれる植物であると言えるでしょう。

一方、何かと仲間扱いされがちなアキノキリンソウも同様に若い葉や若芽を食用にしたり、乾燥させたものをハーブとして利用したりできます。

とはいえアキノキリンソウはキク科アキノキリンソウ属であるため、「キリンソウ」とは姿形が似ているだけの別物です。

ちなみに余談ですが、「アキノキリンソウ」の名前は秋に花が咲くということと、姿形、特にその花が「キリンソウ」に似ているということに由来しています。

まとめ

「キリンソウ」は黄色い星形の花が特徴的な多年草です。

花を楽しむ以外にも若い葉や若芽を山菜として食用にしたり、葉を傷薬にしたりと様々な利用法があります。

また姿形がよく似ているうえ、同様に食べたり薬にしたりできるアキノキリンソウとはしばしば混同されたり、同じ仲間のように扱われたりします。

花言葉の「警戒」「予防」「用心」もアキノキリンソウとほぼ共通で、病気や怪我の備えとして使われたからとも、花がその蜜を蜂から守るような構造を持つからとも言われています。

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