木を真っ赤に染めるほどの花を咲かせる「キリシマツツジ」は、ツツジ科ツツジ属の常緑樹です。
鹿児島県霧島山で自生するヤマツツジを江戸初期に選抜したもので、江戸を中心に大変流行し、各地に古木が残っています。
花期は4月から5月です。
今回は、「キリシマツツジ」の花言葉について解説します。
「キリシマツツジ」の花言葉
「燃え上がる愛」「節度」「慎み」といいます。
「キリシマツツジ」固有のものと、ツツジに共通するものがあります。
いずれも悪い意味ではありませんが、恋愛に繋がる言葉があるため、相手を選びましょう。
「燃え上がる愛」
満開の「キリシマツツジ」は、赤みの強い花でいっぱいになり、文字通り炎に包まれているようです。
愛情溢れる告白や、恋人や配偶者に対する愛情の表現として贈るのに適しています。
自分の家で育てれば、心が潤い、行動に勢いが出そうです。
向いていないのは、関係が浅い相手です。
仮に多少好意を持たれていたとしても、距離感がなさ過ぎて敬遠される可能性もあります。
また、会社のような公式の場では、余計なトラブルになります。
「節度」
ツツジ全般の花言葉です。
ツツジは欧米で「アザレア」と呼ばれます。
アザレアの語源はギリシャ語の「アザレオス(乾燥)」です。
これは、ツツジの水はけのよい土地を選ぶ性質から付いた名前で、単に乾燥を意味する他、禁酒や節度という意味にもなるのです。
自分の身を律する事が出来る友人や同僚などに贈るのに向いた花言葉です。
関係をゆっくり進めている時、恋人に対して贈るのもおかしくはないでしょう。
生活がだらしなくなっていると思ったら、スマホの待ち受けにして戒めにする事もできます。
向いていないのは、自由である事が一番で、我慢する事を極端に嫌う人です。
危うく見えるかも知れませんが、その人の人生観なので、深入りするのはやめましょう。
「慎み」
こちらもツツジ全般の花言葉で、同じくアザレオス(乾燥)から繋がるものです。
慎み深い性格の友人や、聖職にあり常に己を律して生きている人などに贈るのに向く花言葉です。
本当にその人が常に慎み深いのかが疑問になるかも知れませんが、「燃え上がる愛」という花言葉も付いているため、上辺だけの慎み深さでも間違いではありません。
この花言葉が合わないのは、慎みがなく、改めようという気持ちもない人です。
際限なく慎みがない人はおらず、彼らの尺度があるだけですので、改めて貰おうと思うよりも、まずはどの辺りが限界なのか見極める方が建設的です。
その上で、とても許容できなければ、わかり合えない文化の人と思い、距離を取りましょう。
まとめ
「キリシマツツジ」はその美しさから大変人気の高いツツジです。
花言葉を知っていれば、その美しさがより際だって見えるでしょう。
花の彩度をより高めてくれる花言葉を、是非参考にして下さい。