薬草として有名な「キダチアロエ」はツルボラン科(旧ススキノキ科またはユリ科)アロエ属の常緑の多肉植物です。
南アフリカ原産で、日本では太平洋側に分布し、栽培もされます。
花は紅色で、飛び出した花茎に筒状花が穂状に付き、全体としては松明状に見え、花期は12月から翌年3月です。
今回は、「キダチアロエ」の花言葉について解説します。
「キダチアロエ」の花言葉
「苦痛」「永遠の健康」「万能」「信頼」といいます。
良い意味と悪い意味が混じるため、贈る時は意図を明らかにしましょう。
「苦痛」
「キダチアロエ」の葉のトゲトゲした見た目から付いた花言葉です。
同じ由来で「悲しみ」という花言葉も付いています。
誰かに贈るには悪い意味ですが、辛い目に遭って落ち込んでいる人へ、同情を示すために贈り、寄り添う時には合います。
ただし、落ち込んだ状態に慣れると、立ち直りが遅くなるので、手頃なタイミングで、同情から元気付ける方向へ切り替えましょう。
「永遠の健康」
「キダチアロエ」の薬効から付いた花言葉です。
株分けして増やす事も容易で、ずっと利用出来る事も意味が合います。
ずっと健康でいて欲しい、親しい人へ贈るのに向く花言葉です。
健康の基本となる適度な運動が行えるトレーニングジムの敷地に植えるのも良いでしょう。
この花言葉が合わないのは、慢性的な病気が悪化傾向で、時間が経つほど健康が損なわれていくと考えている人です。
こういう人に時間の絡む話はやめましょう。
「万能」
「キダチアロエ」の薬効から付いた花言葉です。
傷の治療から健胃、便秘、水虫や火傷にも効くとされ、万能薬と考えられている事に因ります。
様々な能力があり、おおよそ出来ないものがなさそうな人へ贈るのに向きます。
どんな形にもおろせるスライサーのブランドイメージにも良いでしょう。
この花言葉が合わないのは、1つの事に特化した能力を持つ人です。
それを応用してほとんどの問題を解決出来るなら合います。
「信頼」
薬効への信頼を意味する花言葉です。
信頼を寄せるに足る言動の人へ贈るのに向きます。
この花言葉が合わないのは、気持ちはあったけれど実力が足りず、仕事が完了しなかった人です。
自分の力だろうが他人に手伝わせようが、約束した事は果たすのが信頼の第一歩です。
「キダチアロエ」の豆知識
アロエ類には薬効がないものが存在します。
そもそも、薬効があるものは「キダチアロエ」と「ケープアロエ」だけです。
充分気を付け、種類が曖昧な場合は使ってはいけません。
民間療法の1番の問題点は、効果が無いものを使い続け、手遅れになる事です。
まとめ
「キダチアロエ」は独特な姿の植物です。
花言葉を知れば、薬草としての効果も思い出せるでしょう。
植物を多面的に見せてくれる、花言葉を是非参考にして下さい。