「カラスノゴマ」の花言葉とは?花言葉を徹底解説

「カラスノゴマ」の花言葉とは? 花言葉

「カラスノゴマ」という花をご存知でしょうか。

黄色い花を咲かせる、シナノキ科カラスノゴマ属の一年草です。

今回は「カラスノゴマ」の花言葉や名前の由来について、詳しく見ていきましょう。

「カラスノゴマ」の花言葉

「カラスノゴマ」の花言葉は、2つあります。

どちらも大切な人を思わせるような、メッセージ性のある花言葉です。

「情熱的な恋」

「カラスノゴマ」は、明るい黄色の花を咲かせます。

花の中心から、数本の仮雄しべが飛び出しているのが特徴です。

躍動感があり、恋心を抑えられないような情熱的な姿をしています。

開花の時期が、まだ暑さが残る8・9月であることも、「情熱的な恋」という言葉に含まれています。

「夫婦愛」

「カラスノゴマ」は、茎と茎の間のつけ根の部分1か所に対して、花を1つ咲かせる特徴があります。

つけ根と花がペアになっていることが、「夫婦愛」の由来と言われています。

互いに信頼しあって咲いているような姿が、とても愛らしいです。

「カラスノゴマ」は、道ばたなどの身近な場所に咲く花ですが、庭で育てる事もできる植物です。

ご夫婦で育てる植物としても、おすすめです。

「カラスノゴマ」の名前の由来

「カラスノゴマ」は、漢字では「烏の胡麻」と書きます。

黒くて小さな種子が、カラスが食べる胡麻に似ていたことが由来となり、「カラスノゴマ(烏の胡麻)」と名付けられました。

「カラスノゴマ」の種子は、3mmにも満たない大きさなので、胡麻に近い姿をしています。

「烏の食べる胡麻が生る植物」と覚えておくと、「カラスノゴマ」の名前が頭に浮かびやすいです。

「カラスノゴマ」の豆知識

「カラスノゴマ」が、「珍しい植物」となる可能性があることをご存知でしょうか。

道ばたや畑などといった、緑の多い場所に生息している「カラスノゴマ」ですが、道路や空き地が次々と整備されていく現在では、身近な場所で見かけにくくなっています。

「カラスノゴマ」が絶滅危惧種に指定されている地域もあるので、今後珍しい植物になってしまう可能性があります。

登山の途中や旅行先などで「カラスノゴマ」を見かけたら、嬉しくなってしまうような、貴重な花になりつつあります。

どこかで見かけた時は、ゆっくりと観察されてみてください。

まとめ

大切な人への思いを表す花言葉を持つ、「カラスノゴマ」のご紹介でした。

目を引く黄色い花は、夏の終わりから秋にかけて開花します。

夏の終わりの寂しさを吹き飛ばしてくれるような、明るい色の花を咲かせる「カラスノゴマ」は、見る人にそっと寄り添ってくれるような、心の優しい花なのかもしれません。

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