見ているだけで心が浮き立つような「オレンジのベゴニア」は、シュウカイドウ科シュウカイドウ属の「ベゴニア」のオレンジ色品種です。
ベゴニアは熱帯から亜熱帯原産で、鑑賞用の他、食用品種もあります。
但し、全てのベゴニアが食べられる訳ではありません。
咲く季節や、草である事も統一されていませんが、逆に言えばあなたに合った品種を選ぶ楽しさのある花です。
花言葉も、選ぶ基準に入れては如何でしょうか。
今回は、「オレンジのベゴニア」の花言葉について解説します。
「オレンジのベゴニア」の花言葉
「繁栄」「片思い」「親切」「幸福な日々」といいます。
ベゴニアに共通する花言葉を含みます。
恋に関する花言葉がある為、贈る時は誤解がないよう意図はきちんと伝えましょう。
「繁栄」
これが「オレンジのベゴニア」固有の花言葉です。
色味の近い黄色いベゴニアの花言葉にもなっています。
オレンジは「山吹色」と近く、黄金のイメージと繋がります。
ベゴニアの花数の多さも合わせ、繁栄のイメージと容易に繋がります。
一方、「オレンジのベゴニア」には、「サザランディ」という球根品種があります。
サザランディは、ベゴニアの中でも例外的に「ムカゴ」で増えます。
この繁殖力の強さと、葉腋にムカゴを付けた姿は、子孫繁栄や多くの財産というイメージに繋がるのです。
結婚式など家族の繁栄に関わる場面の飾りに向きます。
開業した友人へ贈るのも良いでしょう。
サンドボックス系ゲームが好きで、箱庭の街を緻密に作り上げる人にも合います。
この花言葉が向かないのは、ミニマリストの人です。
生き方の1つなので、余計な口出しは止めましょう。
「片思い」
ベゴニア共通の花言葉で、葉が線対称ではなく歪んでいる事から付いたものです。
葉の形は様々ですが、非対称な事は共通しています。
左右対称だったらハート型になれそうな葉もしばしば見られる事から、特に恋に絡めた花言葉が付いています。
近い由来で「愛の告白」という花言葉もあります。
片思いに心を痛めている時、ベゴニアを見に行き、気分を変えるのも良いでしょう。
「親切」
ベゴニアの種類が多く、姿も様々で、育てやすさまで違うところから付いた花言葉です。
選択の幅が多すぎると不親切のようですが、そのために花屋さんがいるのです。
専門家を1人挟めば、多過ぎる品種はどんな要望にも応えられる親切なラインナップに変わります。
ワインとソムリエのようなものです。
親切で気の利いた手助けをしている人へ贈るのに向きます。
「幸福な日々」
冬花品種もあり、組み合わせ次第では、毎日花を楽しめるベゴニアの性質から付いた花言葉です。
告白が成功して幸せな家庭を築いたイメージでも合います。
人に贈るのも良いですが、まずは自宅へ飾るのが幸せの近道です。
まとめ
「オレンジのベゴニア」は明るい気分にさせてくれます。
花言葉を知れば、より好ましく感じられるでしょう。
花を彩り良く見せてくれる、花言葉を是非参考にして下さい。
