コスモスはキク科コスモス属の一年草です。
また、コスモス属の仲間全般を指すこともあります。
「秋桜」「オオハルシャギク」という別名で呼ばれることも。
代表的な秋の花の1つで、昔から今に至るまで観賞用として高い人気を誇っています。
現代の日本においても学校や公園、庭の花壇などに植える花として定番中の定番であるため、育てたことがあるという方も多いのではないでしょうか。
またコスモスといえばピンクの花、というイメージが一般的ですが、オレンジや黄色の花を付けるキバナコスモスも人気であり、街の花壇で見かける「オレンジのコスモス」の多くはこのキバナコスモスです。
「オレンジのコスモス」の花言葉
「オレンジのコスモス」の花言葉は「自然美」「野生の美しさ」「幼い恋心」です。
「自然美」「野生の美しさ」は、先に述べたキバナコスモスが容易に野生化するうえ、野生下においてその花が目立つほどよく増えることから来ていると言われています。
一方、「幼い恋心」についてはその花の明るい色からイメージされる天真爛漫さから来ていると言われているようです。
この花を人に贈るのなら、「自然美」の意味を込めるのが最も無難でしょうか。
また「野生の美しさ」という花言葉は珍しいものなので、これにぴったりなシーンがあればぜひ合わせたいものです。
「オレンジのコスモス」の豆知識
代表的な「オレンジのコスモス」であるキバナコスモスはとても強い花です。
やせた土でも問題なく育ち、暑さによく耐え、水も多くは必要としません。
おまけに病気や害虫にも強めで、人間があまり手間をかけずとも立派に育ちます。
環境によっては完全に放任していても育ってしまうくらいです。
むしろ並大抵の雑草には負けないくらいの生命力があるので、下手をすると逃げ出して野生化し、思わぬ場所で繁茂することも。
しかしその強さと手軽さゆえ、初心者や子供でも安心して育てられる花として人気があります。
まとめ
巷で見かける「オレンジのコスモス」の多くはキバナコスモスと呼ばれる品種です。
その名の通り、オレンジや黄色の花ばかり付けます。
またとても強い花であり、人の手から逃げ出して野生化してしまうことも。
花言葉の「自然美」「野生の美しさ」は、野生下でも目立つくらいに育ち、増え、明るい色の花を付けることから来ているとされます。
また「幼い恋心」という花言葉もあり、そちらは花からイメージされる天真爛漫さから来ているようです。