「オレンジのカーネーション」は、ナデシコ科ナデシコ属のカーネーションのオレンジ色品種です。
カーネーションは地中海沿岸原産で、イスラム世界やヨーロッパで、古くから栽培され、品種改良が重ねられていきました。
色のバリエーションは多く、赤、白を始め、ピンク、黄色、オレンジ、紫の他、複数の色が混じったものも存在します。
今回は、「オレンジのカーネーション」の花言葉について解説します。
「オレンジのカーネーション」の花言葉
「純粋な愛」「清らかな慕情」「あなたを愛します」「熱烈な愛」などがあります。
カーネーションに共通する花言葉と、「オレンジのカーネーション」固有の花言葉が合わさったものとなります。
「純粋な愛」
カーネーションに共通する花言葉です。
母の日に贈られるところから、母への愛をイメージして付いたものです。
母に限らず、純粋に愛情を感じる肉親に贈るのに向きます。
見返りを求めない、有名人へのファンレターに添えるのも良いでしょう。
この花言葉が合わないのは、恋愛感情を持たない異性です。
「神の愛」という考えが薄い日本では、愛は大抵の場合、恋と結びつけられ、両方に解釈出来る場面では恋に寄ります。
誤解されやすいので、気を付けましょう。
「清らかな慕情」
「オレンジのカーネーション」の花言葉です。
カーネーションが持つ愛情と、暖かな日差しを思わせるオレンジ色のイメージから付けられたものです。
一緒にいると温かい気持ちになれる恋人や配偶者など、恋い慕う相手に贈るのに向く花言葉です。
触れたり壊すよりも眺め慕う事が中心の、コレクション用展示ケースの商品イメージにも良いでしょう。
「あなたを愛します」
カーネーションの花言葉である愛情を、より真っ直ぐ表したものです。
本来、このような直接的な強い愛情は、情熱のイメージがある赤い花に割り振られるものです。
しかし、カーネーションに限っては、赤は母親に贈るものというイメージで固定されているため、色味が近いオレンジに役割が回って来たのです。
告白や、日頃の恋人や配偶者への愛情表現に向きます。
家族愛や友人愛に使うには、恋愛寄りであまり合いません。
「熱烈な愛」
こちらも赤い花に近いオレンジのイメージから付いた花言葉です。
恋人や、結婚して間がなく熱愛段階の配偶者に贈るのに向きます。
この花言葉が合いそうで合わないのは、日常的な愛情表現として恋人に使う場合です。
プレゼントやプロポーズなど、「熱烈」に見合うイベントを用意しておかないと、言葉だけが空回りします。
まとめ
「オレンジのカーネーション」は、1本でも美しいですが、他の色と合わせるとより引き立ちます。
花言葉を知れば、その組み合わせに複雑なメッセージを託し、楽しむ事も出来るでしょう。
花の魅力をより惹き出してくれる、花言葉を是非参考にして下さい。