「オジギソウ」の花言葉とは?色や由来など花言葉を徹底解説

「オジギソウ」の花言葉とは? 花言葉

独特な性質から親しまれているオジギソウは、マメ科ネムノキ亜科の多年草です。

日本では越冬出来ず一年草と扱われる事もあります。

南アメリカ原産で、江戸時代にオランダ船により日本に持ち込まれ、沖縄では帰化植物として繁殖しています。

7月から10月にかけてピンクの花を咲かせます。

触れると葉全体が閉じ、垂れ下がったような姿になりますが、これは水分の動きによるものです。

「オジギソウ」の花言葉

「感じやすい心」「謙虚」「三枝の礼」「失望」などが代表的です。

良い意味にも悪い意味にもなる言葉で、人によっては反発を覚える場合もあるため、注意が必要です。

「感じやすい心」

オジギソウは、指で触れる他、火を近づけたり、震動を与えたりするだけで閉じ始めます。

この反応しやすい性質から付いた花言葉です。

インパクトの強い性質のためか、「感受性」「デリケートな感性」「敏感」「繊細な感情」など、多数の言い回しで花言葉が付いています。

感性が優れ、芸術的素養を持った友人に贈るのに向いた花言葉です。

味覚が鋭敏な料理人、感情を察するのに長けた精神科医にも当てはまります。

自分の家で育て、感性を養うのも良いでしょう。

逆に向かないのは鈍感な人ですが、そもそも花言葉自体に気が回らないため、ただの面白い草としか認識されないでしょう。

仮に花言葉を伝えても、自分が鈍感と気付くかは疑問です。

セクシャルなニュアンスでも使われる言葉ですので、異性に対しては配慮が必要です。

「謙虚」

こちらは、オジギソウのお辞儀するように動く姿から付いた花言葉です。

控えめで人を立てる事が出来る友人に贈るのに適した花言葉です。

出しゃばり過ぎて失敗する事が多い時には、スマホの待ち受けに使うのも良いでしょう。

向いていないのは、積極的である事が一番という価値観を持つ人です。

忠告の意味で渡しても響かないでしょう。

そのような人には、漠然と謙虚であれと伝えるより、具体的な状況で都度教えないと理解できません。

「三枝の礼」

こちらもオジギソウのお辞儀からついた花言葉です。

三枝の礼とは、室町時代の教訓書『慈元抄』の「鳩に三枝の礼あり、烏に反哺の孝あり」から取られたものです。

「ハトは親を尊敬し3本下の枝に留まり、カラスは老いた親にヒナの時にして貰ったように口に餌を含ませる」という意味になり、親への忠孝を説いたものです。

親を大切にし、それを行動で表している友人に贈るのに向く花言葉です。

介護事業者のイメージとして、パンフレットなどに使うのも良いでしょう。

直接親に贈っても意味は合います。

逆に合わないのは、成人した子供に対して使う事です。

小さい頃なら直接教え込むのも有効ですが、価値観の固まった大人には、感謝されるような行動を実際に取って見せる必要があります。

「失望」

中国の伝説から発想された花言葉です。

美しい娘が賊に襲われた事を恥じて死に、その後オジギソウに生まれ変わった、という話です。

人に対して使うには向かない花言葉すが、創作の伏線などに利用する事は出来るでしょう。

まとめ

オジギソウは特徴的な性質を持つ花です。

花言葉を知れば、より面白く感じられるでしょう。

植物の事を多面的に見る事が出来る、花言葉を是非参考にして下さい。

タイトルとURLをコピーしました