「オキザリス・トリアングラリス」は、カタバミ科カタバミ属の南アフリカ、中南米原産の植物です。
オサギリスは和名でハナカタバミと呼ばれる植物で、その種類は世界に800種ほどだと言われています。
「オキザリス・トリアングラリス」はオサギリスの中でも南アメリカに分布する1種で、葉が三角形をしているものになります。
今回はこの「オキザリス・トリアングラリス」の花言葉について解説していきます。
「オキザリス・トリアングラリス」の花言葉
「オキザリス・トリアングラリス」は4月から9月ごろに白、もしくはピンク色の1. 5?2cmほどの花を咲かせます。
15℃以上の環境下通年で小さな花を長く楽しむこともできますが、「オキザリス・トリアングラリス」の最大の魅力は葉にあるとされます。
「オキザリス・トリアングラリス」は「紫の舞」という名前で流通することが多く、これは赤紫色の葉にちなんだ名前です。
また、サンカクカタバミ(三角かたばみ)と呼ばれることもありますが、これは一般的なカタバミと比較して葉が大きく、そして三角形の小葉が3枚から成り立つ草姿を指しての名前だと言われます。
そんな「オキザリス・トリアングラリス」の花言葉は「輝く心」、「決してあなたを捨てません」です。
これらの由来について説明します。
「オキザリス・トリアングラリス」の花言葉「輝く心」
オキザリスの和名であるカタバミは、漢字で表記すると「酢漿草」となります。
酢漿草をスイモノグサと呼ぶこともありますが、これはカタバミの葉や茎に酸味を感じさせる成分であるシュウ酸が含まれているためです。
オキザリス(Oxalis)もギリシャ語のoxys(酸い)から派生した言葉ですが、古代においてはこのシュウ酸を含む葉や茎を使って金属の鏡を磨き、輝きを取り戻していたと伝わってます。
この鏡(金属)を輝かせるのに使われていたことにちなみ「輝く心」という花言葉はつけられました。
「オキザリス・トリアングラリス」の花言葉「決してあなたを捨てません」
オキザリスは地植えするとどんどん増えていくことで有名な植物です。
強健な植物の姿に誰も見捨てはしないというイメージを重ね合わせて、「決してあなたを捨てません」という花言葉が生まれたようです。
「オキザリス・トリアングラリス」の豆知識
生命力が強く、地植えすると次々に繁殖して植物の範囲が広がっていってしまうため、栽培する際には鉢植えが推奨されています。
まとめ
「オキザリス・トリアングラリス」は花に加えて特徴的な葉の姿を楽しむことができる植物です。
贈答の際の参考になさってください。