オオベニゴウカンは、マメ科ネムノキ亜科ベニゴウカン属の落葉樹です。
漢字で「大紅合歓」と書きます。
原産は南米で、中国や台湾で栽培されている鑑賞用の品種です。
12月から5月にかけて、雄しべの極端に長い鮮やかな緋色の花頭を付けます。
今回はオオベニゴウカンについて解説します。
「オオベニゴウカン」の花言葉
「愛に溢れている」「向上心がある」「高潔」「澄んだ心」があります。
いずれも良い意味で、贈るのに適した花言葉です。
ただ、自己評価が低い人には、居心地の悪い印象を与えるかも知れません。
「愛に溢れている」
赤い花は愛のイメージとよく結びつけられます。
多くの花をつけるオオベニゴウカンには良く合う花言葉です。
愛情溢れる恋人や配偶者、夫婦仲が良く子供との関係が良好な友人、奉仕活動の趣味があり楽しげに活動している人などに贈るのに向いています。
慈善団体のイメージにも使えるでしょう。
自分のスマホの待ち受けなどにして、愛溢れる振る舞いを心がける事も出来ます。
逆に合わないのは、一般企業など感情がフラットな場です。
特に、社内で異性に対して贈ると、問題になりがちです。
「向上心がある」
ぴんと伸びた雄しべの様子から、上を目指す印象があります。
学業にせよ仕事にせよ向上心を持って頑張っている友人や、子供に対しても適した花言葉です。
企業の成長を願って敷地に植えるのも良いでしょう。
自分の部屋に飾り、資格取得のモチベーションにする事も出来ます。
逆に向いていないのは、現状で疲弊している社会人です。
ブラック企業勤めで、余力が全くない人に対しては、無責任に追い立てる意味合いになります。
「高潔」
目を惹く赤さと華やかさから想像できる花言葉です。
誇りを持って仕事をしている友人、消防士など人を助ける仕事をしている人などに向きます。
逆に合わないのは、「平凡である事が真っ当である」と考え、上の立場の者に対して強い劣等感を持っている人です。
「澄んだ心」
花の形から連想される真っ直ぐなイメージは、この花言葉によく合います。
濁った考えのない、素直な友人に贈るのに適した花言葉です。
悪い事をしても、仲間内の筋を通す人は特に「自分の事をよく分かっている」と喜んでくれるでしょう。
大体の人は都合良く解釈して受け入れてくれますが、潔癖過ぎる人に限っては「自分にはこんな汚い部分があり、この言葉には不似合いだ」という演説を聞かされる事になります。
まとめ
鮮やかなオオベニゴウカンの花は、よく目を惹きます。
花言葉を知っていれば、更に美しく感じられるでしょう。
花の美しさをより引き出してくれる、花言葉を是非心に留め置いて下さい。