「オオハナウド」は、セリ科ハナウド属の多年草です。
海外ではロシア、国内では中部地方以北に分布し、山地の湿った場所に生育する他、寒冷地では海岸にも見られます。
花はセリ科の特徴である、白い小花が傘状に集まった姿になります。
花期は5月から9月です。
今回は、「オオハナウド」の花言葉について解説します。
「オオハナウド」の花言葉
「忘れてしまった思い出」「純愛」「おおらか」「威厳」です。
良い言葉が揃い、意味が合う相手への贈り物に向きます。
「忘れてしまった思い出」
落ち着きのある幻想的な花を見る事で、深い記憶が呼び覚まされるというイメージの花言葉です。
食用の性質から、味や香りとその時のエピソードが、記憶に深く刻まれるという連想にもなります。
忘れてしまったと思う事が、ふとした拍子に蘇る時があります。
人間の記憶は、本棚を埋めるように行儀良く収納されていく訳ではありません。
エピソード同士の関連付けや、言語化による加工など、形を変え絡み合ったものです。
従って、どんな忘れてしまったような記憶も、どこかに残り、今の自分の礎になっていると考えるべきでしょう。
この花言葉は、古くから付き合いのある親しい相手に贈り、思い出を情報交換するのに向きます。
「純愛」
忘れた思い出に埋もれやすいのは、恋する気持ちです。
初恋にせよ、幼い頃の恋心にせよ、「純愛」と呼ばれる頃は、実際に交際に繋がらず、淡い気持ちのまま終わっている事もあります。
「オオハナウド」の花を眺め、そんな頃を思い返すのも良いでしょう。
「おおらか」
「オオハナウド」は、草丈2mにもなる品種で、草本の中でも大型です。
この大きさながら、白く可愛い花を咲かせ、親しみ易さがある事から付いた花言葉です。
「おおらか」な人は滅多な事では怒らず、安心して付き合えますが、感情がない訳ではありません。
特に、職場の場合、性格に見えるものが、役割としての振る舞いという場合も多いので、一歩引いた関わりが必要です。
自分の心がけとして飾ったり食べたりするのに合います。
「威厳」
大型の種である事、アイヌでは「神の野草」として重視されていた事などを表す花言葉です。
「威厳」を感じさせる恩師などへ贈り、尊敬を伝えるのに向きます。
まとめ
「オオハナウド」は、セリ科ハナウド属の多年草です。
花言葉は「忘れてしまった思い出」「純愛」「おおらか」「威厳」です。
人との関係も円滑にしてくれる、花言葉を是非参考にして下さい。
