「オオチョウジガマズミ」は、レンプクソウ科ガマズミ属の落葉低木です。
海外では朝鮮半島、国内では対馬にのみ分布し、絶滅危惧種に指定されています。
花は蕾の時はピンク色で、開くと先が5裂した筒状で花色は白、多数固まって咲き、強い香りがあります。
花期は4月から5月です。
今回は、「オオチョウジガマズミ」の花言葉について解説します。
「オオチョウジガマズミ」の花言葉
「私を無視しないで」「恋のあせり」「愛は強し」「結合」です。
同属の「ガマズミ」の花言葉と重複します。
意味深な言葉が混じりますが、カードなどで伝える言葉を限定すると誤解がありません。
絶滅危惧種のため、贈るのは栽培個体か画像に留めましょう。
「私を無視しないで」
「オオチョウジガマズミ」は「大丁子莢迷」と書き、「チョウジ(丁子)」と似た形と香りの花が由来になっています。
寄り集まり、強い香りでアピールする様子から付いた花言葉です。
愛する人に無視されるのは辛い事です。
一方、人は多くの人を無視しています。
というよりも、無視している状態が普通で、意識を向けた時だけ認識しているに過ぎません。
相手に無視されていると思う時、それが意図した無視なのか、他に注意が向いてるだけなのか、見極める事が肝要です。
自覚がないところで「私を無視しないで」といわれても、不当に非難されたように思われるだけです。
この花言葉は、誰かに贈るには向きません。
創作で、目立ちたがりのキャラクタのイメージには良いでしょう。
「恋のあせり」
「私を無視しないで」と由来は共通した花言葉です。
花の姿や香りの他、色づく果実や紅葉など、四季を通じて人の気を惹くというイメージです。
「恋は焦らず」とは有名な楽曲ですが、ライバルがいる場合は焦らざるを得ません。
今はいなくても、この先もそうとは限りません。
ただ、急ぐ事と焦る事は違います。
スピードを出せる部分を見極めなければ、事故で結局出遅れるでしょう。
この花言葉は、自宅に飾り、焦る気持ちを自覚するのに向きます。
「愛は強し」
多くの花が寄り集まり、一層強い香りを放つ様子から付いた花言葉です。
愛は人を結びつけます。
1人で難しい事も、2人なら呆気なく達成出来てしまうものです。
何から何まで一緒の必要はありませんが、その強さを知った上で、愛との付き合い方を考えるべきです。
この花言葉は、恋人や配偶者へ贈り、強い愛情を伝えるのに合います。
「結合」
「アジサイ」を思わせる、多数の花がまとまって咲く様子から付いた花言葉です。
組織のシンボルにしたり、接着剤の商品イメージにも良いでしょう。
まとめ
「オオチョウジガマズミ」は、レンプクソウ科ガマズミ属の落葉低木です。
花言葉は「私を無視しないで」「恋のあせり」「愛は強し」「結合」です。
愛情を伝える時にも合う、花言葉を是非参考にして下さい。