「オオスズメウリ」は、ウリ科「オオスズメウリ」属の蔓性の多年草です。
大きい「スズメウリ(雀瓜)」という意味の名ですが、種類としては別属です。
「キバナカラスウリ(黄花烏瓜)」の別名もあります。
中国、朝鮮半島、ロシア原産で、日本を含めた北半球に幅広く帰化しています。
花は黄色い花弁5枚で、花期は8月から9月です。
今回は、「オオスズメウリ」の花言葉について解説します。
「オオスズメウリ」の花言葉
「いたずら好き」「旺盛な好奇心」「生命力」です。
「スズメウリ」の花言葉と一部重複します。
比較的良い言葉で、意味が合う相手への贈り物に向きます。
「いたずら好き」
雀のちょこまかと歩き回る様子と、蔓が絡まってちょっかいをかけているというイメージから付いた花言葉です。
子供の悪戯は、興味や好意の表れという場合があり、その力の弱さも合わせて害の少ないものです。
一方、大人が本気で悪戯すると、冗談では済まないダメージを与える場合があります。
大人の「罪のないいたずら」とは、相手を喜ばせるための、ちょっとしたサプライズに対する比喩表現と考えるべきでしょう。
この花言葉は、いつも斜め上のサプライズで喜ばせてくれる恋人へ贈り、愛情を伝えるのに向きます。
「旺盛な好奇心」
子供のいたずらは、相手への興味によって行われる事も多いものです。
また、「オオスズメウリ」が世界中に広がり、蔓を伸ばしている様子も合わせイメージされる花言葉です。
好奇心の強さは人生をどれだけ楽しめるか、という感受性ともいえます。
日々を何も起こらない退屈なものと考えていると、心が乾燥していきます。
ちょっとした変化や、見た事のないものに目を向け、驚く気持ちは心を瑞々しく柔らかに保つでしょう。
この花言葉は、好奇心を持ち、様々な挑戦を続けている親しい人へ贈るのに良いでしょう。
「生命力」
世界中に広まり、旺盛に蔓を伸ばし、根茎から増えて行くパワフルな性質から付いた花言葉です。
一方、北米では薬用として利用される事も意味が合います。
「生命力」は、肉体的な強さだけで成立するものではありません。
病気への耐性が当てはまるのは当然として、「生き抜く力」と考えるなら、サバイバルや感染予防の知識も役立ちます。
危険に近付かない恐怖への感受性も重要です。
長い時間をかけた淘汰の結果が今の人間ですから、それぞれが得意な分野に合わせた生存戦略はあると考えるべきでしょう。
まとめ
「オオスズメウリ」は、ウリ科「オオスズメウリ」属の蔓性の多年草です。
花言葉は「いたずら好き」「旺盛な好奇心」「生命力」です。
人との関係も円滑にしてくれる、花言葉を是非参考にして下さい。