オオジシバリはキク科ノニガナ属の多年草です。
日本中に分布し、やや湿り気のある道端や水田などで細い根茎や地に這う茎を伸ばし群生します。
4月から5月にかけて、黄色いタンポポと同じぐらいの大きさの花をつけます。
今回はオオジシバリの花言葉について解説します。
「オオジシバリ」の花言葉
「束縛」「芯の強い」「いつもと変わらぬ心」「人知れぬ努力」などがあります。
いずれもパワーを感じる言葉ですが、悪い意味の言葉もあるので使い分けが必要です。
「束縛」
オオジシバリは「大地縛り」の漢字をあて、地面に広がり大地を縛っているように見える事から付いた名です。
この花言葉は、その特徴を捉えたものです。
基本的には、誰かに花に添えて伝える花言葉というものではありません。
そういう傾向のある恋人や親に注意喚起しようと思っても、察して行動を改めるような相手ではありませんので意味はありません。
直接言うか、人を頼りましょう。
冗談として贈る事は考えられますが、相手との温度差には細心の注意が必要です。
あなたの悪ふざけは大抵、相手が許しているだけで喜んでいる訳ではありません。
「芯の強い」
一見弱々しく見えつつも、根がしっかりと大地に食い込んでいる様から付いた花言葉です。
自分を曲げず夢や正しい事に妥協しないような友人への贈り物などに向きます。
単に肉体的に頑丈な人でもそれほど外れてはいません。
派手な業績はなくても着実に経営を続ける会社の創立記念などに飾るのも良いでしょう。
鉛筆など、「芯」を扱う会社で洒落て使う事も出来ます。
自分の部屋に飾り、ちょっとやそっとでは負けない強さを身に付けようと心がけるのにも向きます。
この花言葉が合わないのは、諦めが早かったり、他人に流されるような人です。
「いつもと変わらぬ心」
こちらもしっかり根を張る強さのイメージの花言葉です。
常にクールで平常心を保てる友人などに贈るのに向きます。
入試などに挑む子供へのエールとして渡すのも良いでしょう。
役所などインフラを扱う組織に植えたり、シンボルとして使う事にも合います。
自分のスマホの壁紙にするなどして、常に心がけても良い花言葉です。
普段から失敗が多い人については、変わって貰わないと困るので向きません。
「人知れぬ努力」
表に見える茎より、遙かにがっちり地面に食い込む根からイメージできる花言葉です。
人知れぬとは言いますが、努力家の友人などに応援の意味で贈るのに向く花言葉です。
また、努力が見えないのに、仕事を上手くやれている同僚や部下などには大抵合います。
上手くやる事には相応の労力は必要なのです。
インフラ関係、特に地下に関わる仕事を扱う会社で、植えたりシンボルにしたりという利用も出来ます。
自分の家で育てて、努力が続くよう心がけるのも良いでしょう。
合わないのは、態度が不真面目で失敗も多い人です。
口では努力していると言いますが、褒めて育てるには向かないタイプで、この花言葉も逆効果になりかねません。
まとめ
オオジシバリの群生は見応えのある華やかなものです。
花言葉を知れば、ただ綺麗なだけでなく、興味深く楽しむ事が出来るでしょう。
草花を立体的に感じさせてくれる花言葉を、是非参考にして下さい。