ピンクの立派な花穂をつけるオオケタデは、ナデシコ目タデ科イヌタデ属の一年草です。
熱帯アジア、東南アジア原産で、江戸時代に鑑賞用として日本に渡来後野生化し、現在は北海道から沖縄まで各地に分布しています。
道端や荒れ地にも生え、日当たりが良くやや湿った場所を好みます。
漢字で大毛蓼と表記し、名の通り同属のタデ類の中でも大型で草全体に細かい毛が密集しています。
今回はオオケタデの花言葉について解説します。
「オオケタデ」の花言葉
「思いやり」「雄弁」「申し分のない愛らしさ」などがあります。
どこかしら当てはまりやすい、良い意味の花言葉で、極端に避けなければならない状況はありません。
「思いやり」
オオケタデはマムシや毒虫の毒消しになると言われており、畑の周りに植えられる事もありました。
人を思いやり癒やすというイメージから付いた花言葉です。
毒を消すイメージからか「汚れない心」という花言葉もあります。
思いやり溢れる人への贈り物や、何かしら親切にして貰った時のお礼などに向くでしょう。
病院や介護施設など、一般的には思いやりがありそうに見える場にも向きます。
自分の家で育てて、思いやりのある愛される人間になろうと心がけるのも良いでしょう。
毒舌系の芸能人や炎上系配信者など、良い人イメージがマイナスに働く人に贈るのにはあまり向かない花言葉です。
「雄弁」
同属の中でも大ぶりな花が堂々と揺れる姿から想像しやすい花言葉です。
「雄弁」とは厳密には「人を感銘させるような堂々とした弁舌」ですが、ハードルが高すぎるので「割と良いことを言うお喋り好き」ぐらいと考えれば充分です。
仲間内でも喋るのが好きな人への贈り物に添えると良いでしょう。
アナウンサーや解説者など、語りに質が求められる仕事の人にも向きます。
話が上手くなりたいという願掛けとして、自分で育てるのも良いでしょう。
逆に向かないのは、まず無口な人全般です。
そして口数は多くても、内容が悪口メインの人は、やはり合いません。
政治家の場合は演説もするので意味通りなのですが、その時の状況によります。
日本人の感覚として「口より手を動かせ」という価値観があるため、実績が評価されていない時は皮肉にってしまいます。
「申し分のない愛らしさ」
鮮やかで立派な花から想像しやすい花言葉です。
その言葉通りに、分かりやすい愛らしさがある友人や恋人、配偶者などに贈るのに向いています。
ペットをネットで配信する時のイメージに使っても良いでしょう。
部屋に飾り、自分を磨こうと考えるのにも向きます。
逆に向かないのは、目上の人全般です。
愛らしさはどうしても視線が下に向いた時のものですので、目上の人に対しては不遜な印象が出てしまいます。
年下に「可愛い」と言われて喜ぶ人もいるにはいるのですが、言う側の条件も非常に限られるデリケートなバランスで成り立つものと理解しましょう。
尚、会社で異性などに使うと、余計なトラブルに発展するので、恋愛を感じさせる花言葉全般例外なく控えましょう。
その場は笑っていても、労使トラブルがあれば有効利用されます。
まとめ
オオケタデは鮮やかな美しさを持つ花です。
花言葉を知れば一層好ましく感じられるでしょう。
草花との付き合い方をより広げてくれる花言葉を是非心に留め置いて下さい。