「オオカワジシャ」は、オオバコ科クワガタソウ属の多年草です。
「大川萵苣」と書き、「オオカワヂシャ」「オオカワジサ」とも表記します。
ヨーロッパからアジア北部原産です。
日本では1867年に神奈川県で採取され、現在では特定外来生物の扱いです。
河川や湿地、水田など水際に生育します。
花は直径5mmほど、花色は白から淡紫色で、多数まとまって咲きます。
花期は、4月から9月です。
今回は、「オオカワジシャ」の花言葉について解説します。
「オオカワジシャ」の花言葉
「向こう見ずな性格」「活力」「神聖」です。
比較的良い意味の言葉が揃い、贈り物に向きます。
「向こう見ずな性格」
原産地から海を越え、見知らぬ日本に帰化し、元気に生え広がる性質から着いた花言葉です。
単に繁殖するだけでなく、在来種の「カワヂシャ」と交配して、「ホナガカワヂシャ」という交雑種も生まれています。
向こう見ずな人は、後先考えずに物事に挑戦する積極性があります。
成功すると大きな成果が得られますが、失敗すると大きなダメージを受けるという、ハイリスクハイリターンな行動を選ぶ性格と言えます。
グループに1人いると、新しい道を拓いてくれる頼もしさがありますが、勝手にトラブルを持ち帰る事も多いでしょう。
そういう時、責任を感じて自分で率先して対処するなら、メンバーにしておく価値はあるでしょう。
この花言葉は、笑って済ませられる程度の無鉄砲な人には、良い意味の贈り物に出来ます。
「活力」
日本に定着して生え広がる性質からイメージされる花言葉です。
食用になるとも言われており、それが事実なら意味は合いますが、実際には苦みが強く、多く食べられるようなものではありません。
「活力」がある人も、いつも元気という訳ではありません。
調子が悪い事も、気分が晴れない事もあります。
従って、自分の場合も多少意図的に「活力」があるように振る舞うのも良いでしょう。
実際の「活力」が後から着いて来る事もあります。
この花言葉は、活動的で元気を貰えるような人へ贈り、好意を伝えるのに向きます。
「神聖」
花の形は、同属の「オオイヌノフグリ」によく似ています。
クワガタソウ属の学名は「ヴェロニカ」といいますが、この綴りはキリスト教の聖人ヴェロニカと同じです。
ここから連想されたのが「神聖」という花言葉で、クワガタソウ属にしばしば見られます。
まとめ
「オオカワジシャ」は、オオバコ科クワガタソウ属の多年草です。
花言葉は「向こう見ずな性格」「活力」「神聖」です。
人との関係も円滑にしてくれる、花言葉を、是非参考にして下さい。