「オウギバショウ(扇芭蕉)」は、ゴクラクチョウカ科タビビトノキ属の常緑高木です。
マダガスカル原産で、マダガスカル民主共和国の国樹にもなっています。
葉は放射状に付き、花は白く、その後実る果実はコバルトブルーです。
今回は、「オウギバショウ」の花言葉について解説します。
「オウギバショウ」の花言葉
「何ものも恐れぬ精神」「緑いっぱいのトロピカル気分」です。
場面を選ぶ言葉のため、伝える時は意図を明らかにしましょう。
相手に合わせた意味というより、単に話のタネにするのも手です。
「何ものも恐れぬ精神」
「オウギバショウ」の別名、「旅人の木」から連想された花言葉です。
見知らぬ地へ旅するのは、楽しみもありますが、恐怖も伴います。
人の自信というものは、今まで起きた事に対する、成功体験の積み重ねです。
その成功の元になった自分の経験も力も通用しない、全くの見知らぬ土地は、自信の積み直しが必要になります。
そんな場所でも恐れないというのは、端的に言えば無謀です。
ですが、人生一寸先は闇、行き慣れた場所でも、安全とは限りません。
どれだけのリスクを背負えるか、その覚悟が「恐れぬ精神」の許容量を決めるのです。
この花言葉は、肝が据わっていて、何にも物怖じせず挑戦し、結果を出す人へ贈るのに向きます。
恐れず突っ込み、いつも大ダメージを受ける人には向きません。
それは無知で無謀なだけです。
「緑いっぱいのトロピカル気分」
「オウギバショウ」の独特な葉や種子は、日本ではまず見かけないような、熱帯の特殊な生き物たちを連想させます。
熱帯に行った事がない人が抱く、トロピカルな雰囲気にも合致します。
誰かに贈るというよりも、南国をイメージしたリゾートやテーマパークのディスプレイに良いでしょう。
南国旅行する時、行程表のデザインに入れても合います。
「オウギバショウ」の豆知識
「オウギバショウ」は和名を「タビビトノキ(旅人の木)」といいます。
これは旅に疲れた旅人が、葉鞘に溜まった水を飲み、再び旅を続けたとされる事から付いたものです。
「オウギバショウ」の方の由来は、放射状に生える葉が、扇に非常に似ている事から付いたものです。
まとめ
「オウギバショウ」は、ゴクラクチョウカ科タビビトノキ属の常緑高木です。
花言葉は、「何ものも恐れぬ精神」「緑いっぱいのトロピカル気分」です。
原産地の空気も伝えてくれる、花言葉を是非参考にして下さい。