「エーデルワイス」という花をご存知でしょうか。
「エーデルワイス」は、ヨーロッパアルプスが原産であり、キク科ウスユキソウ属の植物です。
「エーデルワイス」の花は星のような形で、全体が白い毛で覆われています。
このような花姿から妖精に例えられることも多いです。
しかし、花に見える部分は苞葉(ほうよう)と呼ばれる葉が変化したものです。
本当の花は、苞葉(ほうよう)の中心にある黄色い部分です。
今回は「エーデルワイス」の花言葉について、詳しく見ていきましょう。
「エーデルワイス」の花言葉
「エーデルワイス」の花言葉は、基本的には「大切な思い出」「勇気」という意味が有名です。
可愛らしく、どこか温かさも感じる花姿にイメージがぴったりですね。
また、「初恋の感動」という意味もあります。
このように「エーデルワイス」の花言葉は、優しく素敵な意味ばかりです。
「大切な思い出」
パートナーとの記念日など、これまでの思い出を振り返る時におすすめです。
久しぶりに会う友人に贈るのも素敵です。
「勇気」
これから新しいことに挑戦しようとしている相手への贈り物にぴったりと言えるでしょう。
告白する友人に向けてなど、相手を励ましたい時には「エーデルワイス」を贈っていてはいかがでしょうか。
「初恋の感動」
初恋の相手へ、想いを伝えたい時にいいでしょう。
「純潔」
花嫁への贈り物にぴったりです。
無垢な子供への贈り物にもいいですね。
「エーデルワイス」の花言葉の由来
「大切な思い出」という花言葉は、ある逸話が由来とされています。
ある日、天上から天使が気まぐれに人間の世界へ下りてきました。
人間の世界への好奇心にあふれていた天使ですが、想像していなかった苦労を知り、山にこもってしまいました。
しかし、ある登山家が天使を見つけてしまいます。
美しい天使に夢中になった登山家は、天使に会うために何度も現れるようになったのです。
そのため、天使の心は休まることが出来ず、だんだん登山家に冷たい態度をとるようになってしまいました。
そんな態度に悲しんだ登山家は、「天使の美しい姿を見る苦しみから救ってください」と天に懇願します。
そんな登山家の姿をみた天使は、「エーデルワイス」の花を残して天上へと戻っていきます。
登山家は「エーデルワイス」を見るたびに、天使の姿を思い出すのでした。
この話から付けられた意味とされています。
「エーデルワイス」の豆知識
「エーデルワイス」という花名は、ドイツ語で「高貴な白」という言葉が語源とされています。
白く柔らかい妖精のような見た目の「エーデルワイス」に、ぴったりですね。
まとめ
「エーデルワイス」は可愛らしい花姿だけでなく、花言葉も素敵です。
花言葉をお調べの際はぜひ参考にしてください。