エンジェルトランペットは、天使のトランペットと呼ばれ、夏に垂れさがった大きなラッパ形の花を咲かせます。
ナス科キダチチョウセンアサガオ属、熱帯アメリカ原産の植物です。
今回は、エンジェルトランペットの花言葉についてご紹介します。
「エンゼルトランペット」の花言葉
エンジェルトランペット(天使のトランペット)の花言葉は、「愛嬌」「偽りの魅力」「遠くから私を思って」「あなたを酔わせる」になります。
それぞれの花言葉の意味を見ていきましょう。
「愛嬌」
ラッパ形の花冠の部分が下向きにして咲きます。
風にも揺れながら咲く姿が可愛らしく愛嬌のある様に見えることから、この花言葉が付けられています。
「偽りの魅力」「遠くから私を思って」
きれいな花には相応しくない様な危険な毒性を持っていることからきています。
「あなたを酔わせる」
有毒成分によって幻覚症状を起すことから付けられています。
「エンゼルトランペット」の花言葉の由来
ラッパ形の花姿から付けられた園芸名が由来になります。
美しい花色と下向きに咲く可愛らしい花姿ですが、毒性を含んでいるという二面性を持った花です。
「エンゼルトランペット」の豆知識
エンゼルトランペットは、2~3m程の樹高に生長し、葉は約20cmほどの楕円形で周りはギザギザの切れ込みがあります。
開花期間は6~11月です。
赤、紫、ピンク、オレンジ、白、黄色などの色の花を枝にぶら下がる様に花冠を下向きに咲く花です。
ラッパ形で30cm前後の花冠は五つに裂けて反り返っています。
江戸時代の医師「華岡青洲」により麻酔薬として使わられたことで知られています。
幻覚症状を起す有毒物質を含み、アメリカインディアンは神聖な薬として利用されました。
まとめ
エンゼルトランペットは育て安く、夏の暑い時期にたくさんのラッパに似た花を下向きに咲かせるので人気です。
現在では園芸品種も数種あります。
花付きが良いのが特徴です。
強いジャコウの芳香を放ちます。
熱帯地域原産なので、庭植え、鉢植では日当たりの良い場所で育てます。
日光を好み、春から秋は日当たりの良い場所に置き、水を切らさないようにします。
秋には枝を切り、室内で日当たりが良い場所に置いて水やりは控えます。
10月19日の誕生花です。
不思議なエンゼルトランペットという下向きでトランペット形の花冠の花言葉を知ってみるのも面白いでしょう。