ウンナンオウバイという花をご存知でしょうか。
中国産、モクセイ科ソケイ属の花です。
今回は、ウンナンオウバイの花言葉や名前の由来について、ご紹介します。
「ウンナンオウバイ」の花言葉
ウンナンオウバイの花言葉は、2つあります。
晴れやかなウンナンオウバイの姿をよく現している花言葉を、詳しく見ていきましょう。
「明朗」
ウンナンオウバイの開花の時期は春で、目が覚めるような黄色の花がたくさん咲きます。
葉は鮮やかな緑色をしていて、緑のカーテンに黄色い花がたくさん飾られているような、とても明るい印象があります。
そのような姿が、「明朗」そのものを意味しています。
見ているだけで元気が出てくるような、晴れ晴れしい花です。
「優美」
ウンナンオウバイは、しだれている姿が特徴です。
枝垂桜のように、しだれている枝に沿ってたくさんの黄色い花が咲きます。
しだれて咲く姿からは、落ち着きのある上品な美しさが感じられます。
「優美」という花言葉は、大切な人の名前の由来にもなりそうな素敵な意味を持っています。
「ウンナンオウバイ」の名前の由来
ウンナンオウバイは、漢字にすると「雲南黄梅」と書きます。
中国雲南省で、梅が咲く時期に梅に似た黄色い花が咲いていたことから、「雲南黄梅(ウンナンオウバイ)」という名前がつきました。
梅の開花が2~3月頃に対して、ウンナンオウバイの開花は3~4月頃と言われています。
花の形は似ていますが、咲く時期に違いがあります。
「ウンナンオウバイ」の豆知識
原産国である中国では、ウンナンオウバイは「迎春花」と呼ばれています。
中国では、春節(旧正月)の時期である2月頃に、ウンナンオウバイが開花します。
新しい年を迎える頃に咲き始める花として、中国では親しまれているようです。
清々しい黄色い花が、お祝い事にもとてもよく似合うウンナンオウバイです。
まとめ
ウンナンオウバイは、一つの花の直径が4㎝くらいと大きいため、とてもよく目立ちます。
たくさんの花が咲くので、目が覚めるような明るい光景が広がります。
垂れ下がって咲いている大きな黄色い花を見つけたら、それはウンナンオウバイかもしれません。
見かけた時は、ウンナンオウバイの花言葉である「明朗」「優美」という花言葉を思い出してみてください。
今より更に、気持ちが明るく前向きになれるかもしれません。