クリスマスディスプレイの定番「ウィンターローズ」は、トウダイグサ科トウダイグサ属の「ポインセチア」の通称です。
メキシコの山地に生える「ユーフォルビア・プルケリマ」を園芸用に改良したものです。
花は黄緑色でごく小さくまとまって咲くだけですが、周囲の葉がカラフルに色づき、バラのような1つの大きな花に見えます。
花色は、赤から白、複色です。
今回は、「ウィンターローズ」の花言葉について解説します。
「ウィンターローズ」の花言葉
「聖夜」「祝福する」などが、共通する花言葉です。
クリスマスのディスプレイや、お祝いのプレゼントに向きます。
「聖夜」
「クリスマス・イヴ」を表す花言葉です。
「ウィンターローズ」は、主に赤い花(葉)、緑の葉を持ち、白い樹液を流します。
これをそれぞれ「キリストの血」「永遠の愛」「純潔」とし、キリスト教の祭日であるクリスマス時期に、象徴として飾ったのです。
クリスマスパーティーの誘いと一緒に贈るのも良いでしょう。
「祝福する」
神の祝福を表す花言葉です。
こちらもクリスマスをお祝いするイメージから付いています。
「幸運を祈る」も同じ由来です。
何かしら良い事があった人を祝ったり、良い事があるよう願って贈るのに向きます。
「ウィンターローズ」の色別花言葉
「ウィンターローズ」には、色別でも花言葉が付いているので見ていきましょう。
赤い「ウィンターローズ」の花言葉
「私の心は燃えている」です。
赤い「ウィンターローズ」の色づいた葉は、花というより、株全体が燃え上がっているように見える事から付いた花言葉です。
ここ一番の時に、心を燃え上がらせるのは大切で、それが出来ないと不完全燃焼で終わります。
もっとも、あまり完全燃焼し過ぎると、白い灰しか残らず、「燃え尽き症候群」に陥る可能性もあるので、程々の加減も必要です。
この花言葉は、恋の告白に向きます。
受験生に贈るのも良いでしょう。
クリスマスからの冬休みは、受験勉強の山場です。
白い「ウィンターローズ」の花言葉
「慕われる人」といいます。
誰からも慕われる人は、包容力がある人です。
一方、説教臭い人は、相性が良くないと避けられてしまいます。
大きな葉の包容力と、誰に押しつける事もない白さというイメージから付いた花言葉です。
白髭のサンタクロースでも合うでしょう。
慕われ、頼られる人へ贈るのに向きます。
ピンクの「ウィンターローズ」の花言葉
「思いやり」です。
ピンクの優しく柔らかいイメージと、大きく包み込むような葉から付いた花言葉です。
いつも思いやってくれる人へ、感謝の気持ちを伝えるのに向く花言葉です。
まとめ
クリスマスに飾られる「ウィンターローズ」は心を浮き立たせます。
花言葉を知れば、更に楽しい気分になれるでしょう。
楽しい事をより楽しくしてくれる、花言葉を是非参考にして下さい。