「イポメア」は、ヒルガオ科サツマイモ属の園芸品種です。
本来は属名で「サツマイモ」も含みますが、園芸で「イポメア」と呼ぶ場合は、鑑賞用品種を指します。
世界の熱帯域原産で、花より葉を楽しむ品種です。
「テラスライム」など黄緑が一般的ですが、赤紫や斑入りの品種もあります。
今回は、「イポメア」の花言葉について解説します。
「イポメア」の花言葉
「活力」「甘い思い出」といいます。
いずれも良い意味で、贈り物に向きます。
他の花と合わせるのも良いでしょう。
「活力」
「イポメア」が蔓性で、地面を覆うほど旺盛に伸び広がる事から付いた花言葉です。
日々に活力は必須です。
活力が欠けた状態では、何をするにも力は入りません。
一方、オーバーワークで睡眠時間すら削られているという人も、決して少なくはないでしょう。
「ワークライフバランス」という言葉もありますが、仕事さえしていれば良いという考え方は危ういものです。
仮に仕事で活力が得られるとしても、退職後にも人生はあります。
そもそも終身雇用が約束されている訳でもなく、いつ梯子を外されるか分かりません。
自分の活力は、自分でコントロールしなければいけません。
この花言葉は、活力溢れる友人へ贈るのに向きます。
部屋に飾り、リラックスして活力を取り戻すのも良いでしょう。
「甘い思い出」
「イポメア」は、サツマイモ属である事から、英語圏でも「スイートポテト」と認識されています。
この花言葉は、「スイート・キャロライン」など、品種名に「スイート(甘い)」が入る場合がある事から付いたものです。
葉の形が、小学校の「アサガオ」の観察を思い出させる事も意味が合います。
思い出は辛い事がぼんやりして、楽しく甘くなるものです。
特に甘い思い出と言えば、恋の思い出でしょうか。
ですが、終わった恋は酸っぱいものになり、今に繋がる恋は思い出のカテゴリには入らないでしょう。
それよりは、何という事もない友人と戯れた思い出や、部活動で頑張った思い出などが、甘く心に残るものです。
これにきちんと決着付けないと、青春の延長戦状態になり、若い頃の感覚をいつまでも引きずってしまいますが、それも人生の形でしょう。
年齢で線を引き、「大人の振るまい」「大人の趣味」に切り替わるというのも、不自然なものです。
この花言葉は、良い思い出を共有する友人などへ贈るのに向きます。
まとめ
「イポメア」は葉の可愛らしい植物です。
花言葉を知れば、思いがけない強さにも気づけるでしょう。
植物を多面的に見せてくれる、花言葉を是非参考にして下さい。