「イブキ」の花言葉とは?色や由来など花言葉を徹底解説

「イブキ」の花言葉とは? 花言葉

イブキはヒノキ科ビャクシン属の常緑樹です。

日本では本州、四国、九州に、大陸では中国中部から朝鮮半島にかけて分布します。

日当たりが良く水はけの良い場所を好む事から、海沿いの寺社にも植えられます。

園芸品種も多く、庭木や公園木、グランドカバーなど様々に利用されます。

木材としても利用出来、家具や柱に使われます。

ここでは、イブキの花言葉について解説します。

「イブキ」の花言葉

「あなたを守ります」です。

木材として家に使われる事や、針状の葉の中に果実がつく様子などから連想できます。

枝をそのまま贈るというより、イブキで作ったものに花言葉を添えて贈るイメージでしょう。

昭和の時代ならば、男性から女性への贈り物として良さそうな花言葉ですが、昨今はどちらがどちらというものでもありません。

女性から男性に贈る場合であっても、「おかしい」とは思われないでしょう。

また、保険会社や弁護士事務所など、クライアントを助ける職場に向きます。

自分に使う場合、家の柱などに利用するには適した花言葉です。

その他でぴったり合う状況としては、妊娠中など身近に庇護すべき相手がいる状況でしょう。

逆にこの花言葉が合わないのは、相手の方が明らかに力のある場合です。

力は腕力に限らず、財力や知力でも構いません。

この場合、身の程知らずという印象を与えてしまいます。

「イブキ」の豆知識

イブキというと、「息吹」という漢字が浮かんでしまう人もいるのではないでしょうか。

実際には「伊吹」という、「息吹」とは別の字をあてます。

それでは「息吹」が完全に間違いかというと、微妙な接点があります。

山頂から吹き下ろす、神の「息吹」が、伊吹に変わって伊吹山の名が付きました。

伊吹山に固有の植物にはどれも頭にイブキの文字がついたので、伊吹山に生える木であるイブキもそれに倣ったというのが1つめの説です。

もう1つが、炊飯に関わるものです。

古代に米を炊く時に漏れる湯気を息吹と呼んだのですが、これを塞ぐために枝や葉を詰め、これに使いやすい木に名が付いた、というもの。

こちらは「伊吹」に転じた理由がありませんが、万葉仮名の時代は音さえ合っていれば、各人のライブ感で漢字が選ばれていたので、大きな問題ではないとも言えます。

まとめ

イブキは神社などでも見かけられる、人との接点の多い木です。

花言葉を知れば、より頼もしく好ましく感じられるでしょう。

日々の風景に、植えた人の想いを感じ取る事が出来る花言葉を是非参考にして下さい。

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