イチョウランという花をご存知でしょうか。
イチョウランは日本(亜高山帯)が原産地でラン科イチヨウラン属に分類される準絶滅危惧種の多年草です。
今回はイチョウランの花言葉について、詳しく見ていきましょう。
「イチョウラン」の花言葉
イチョウランの花につけられた花言葉は「恋」だけです。
イチョウランは山地帯・涼しい地域に多く見られるラン科の花なので、ランにちなんだ花言葉を紹介します。
「恋」
「恋」です。
イチョウランの花単独につけられているシンプルな花言葉は「恋」になります。
山中に控えめに咲いているイチョウランは、登山者や高山植物の愛好家のこころを瞬時にとらえて魅了してしまいます。
その可憐で個性的な花の姿を眺めているだけで、まるで「恋」をしているような甘い気分にしてくれるのです。
「美しい淑女」
「美しい淑女」です。
イチョウランを含むラン科全般の花言葉として、「美しい淑女」を挙げることができます。
ラン科植物の大ぶりの花は、華やかさと気品のある姿、上品な雰囲気を持っています。
そのことから、「美しい淑女」という女性のビジュアルと気品を賞賛する花言葉が生まれたと考えられるのです。
「優雅・上品」
「優雅・上品」です。
イチョウランなどのラン科の花につけられている花言葉に、「優雅・上品」があります。
ラン科の花は、ただ明るくて華やかなだけではなくて、「優雅な雰囲気・上品な風情」を漂わせています。
イチョウランは野草の花なので摘み取ることはできませんが、「優雅で上品な気分」を味わいたいときには、胡蝶蘭のようなラン科の花を買ってみるのも良いと思います。
「イチョウラン」の花言葉の由来
イチョウランは気温の低い山間部にひっそりと咲いていることが多いラン科の花で、山地で出会った人たちのこころを虜(とりこ)にしてしまいます。
その人のこころをすっかり魅了してしまう特徴から、「恋」というシンプルな花言葉がつけられたのだと考えられます。
「イチョウラン」の豆知識
イチョウランは「イチヨウラン」と呼ばれることもあり、漢字で表記すると「一葉蘭」になります。
「イチョウラン・一葉蘭」の名前の由来は、その基部に一枚の大型・卵形の葉っぱを持つことにあります。
5~7月にかけて白色の花びらに黒色・紫色の斑点がある独特な色味の花を咲かせます。
まとめ
イチョウランは気温が比較的低い山地帯・亜高山帯に自生している花で、春から初夏の季節にかけて白色の花びらに黒紫色の斑点の入った花を咲かせます。
イチョウランは東京都などで準絶滅危惧種に指定されていて採取・購入することはできません。
イチョウランについて詳しく調べたい人は、ぜひこの記事で花言葉の意味や由来をチェックしてみてください。