「イチビ」の花言葉とは?色や由来など花言葉を徹底解説

「イチビ」の花言葉とは? 花言葉

イチビはアオイ科イチビ属の一年草で、インドを原産地とし、今では熱帯~亜寒帯にかけて広く全世界に広まっています。

別名でキリアサとも呼ばれます。

日本には古代から伝わり繊維を取るために利用されていましたが、1905年に別系統同種の定着が確認され、その後侵入生物として侵略的外来種ワースト100に選定されました。

ここでは、イチビの花言葉について解説します。

「イチビ」の花言葉

「独立心の強い」「感謝」「努力」があります。

侵略的外来種とされるため、実物を贈り物などに使う事はほとんどないと思いますが、写真やイラストなど、利用の可能性は考えられます。

「独立心の強い」

外来種として、異国の地でも逞しく広まっている事からのイメージです。

進学で独り暮らしを始めたり、転職して独立開業したり、といった自分自身のライフステージが変化するタイミングに、シンボルにするのに向いていそうです。

自分以外に対して利用する場合は、侵入生物に闇雲な拒否感を持っていない相手を選びましょう。

「感謝」

繊維作物として多種多様に利用された植物ですので、ぴったりの花言葉と言えます。

外出時に見かけた時、さり気なく家族などに感謝を伝えるきっかけにしてみても良さそうです。

「努力」

旺盛な生命力や、繊維で作った頑丈なロープや麻袋などのイメージ通りの花言葉です。

一時期雑草魂という言葉が流行りましたが、侵入生物と言われたイチビは更なる逆境で努力している事になります。

スポーツクラブなどで、努力の象徴としても悪く無いでしょう。

「イチビ」の豆知識

イチビの用途は幅広く、まずは麻繊維として布やロープ、麻袋などを作るのに使えます。

更に、くず繊維は紙の材料になるのです。

更に炭にする事で着火しやすい火口(ほくち)となります。

火口に火打石で着火する「打火」から転じて「イチビ」になったという説もあります。

また、種は利尿作用などがあるとされ、葉を煎じて飲むとできものや中耳炎に効き、根は下痢止めになるとも言われています。

唯一向かないのが牛の餌で、食べはするものの、牛乳に悪い臭いが付いてしまいます。

まとめ

便利な繊維植物とされたり、侵入生物とされたり忙しいイチビですが、むやみに遠ざけず適度な距離感を保っていきたいものです。

花言葉を知る事が出来れば、ただの雑草からもう少し理解が進むでしょう。

何気ない風景に色を添えてくれる花言葉を、是非心に留めておいて下さい。

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